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インドニューデリー

ニューデリーでの留学生活:知っておきたい6つの特徴

インドの首都ニューデリーは、悠久の歴史と急成長する経済の熱気が混ざり合う、世界で最も刺激的な都市の一つです。名門校が集まる学術都市でありながら、生活の利便性も急速に向上しており、自分を大きく変えたい日本人留学生にとって最高の舞台となります。一方で、日本とは全く異なる独自のルールや環境対策が欠かせません。現地での生活を成功させるための6つのポイントを解説します。


1. 「世界最高コスパ」の学び:名門JNUの学費大幅削減

ニューデリーへの留学を検討する上で、最も嬉しいニュースはジャワハルラール・ネルー大学(JNU)の学費改定です。2025-26年度より、日本を含む留学生の授業料が約33%削減されます。
また、デリー大学(DU)の大学院課程では、外国籍の学生は国内統一試験が免除され、書類選考のみで合否が判定されるなど、優秀な日本人学生を歓迎する体制が整っています。

編集長のアドバイス: 「学力に不安があるけれど、インド最高峰の環境に身を置きたい」という方にとって、今のニューデリーはかつてないチャンスの時期と言えます。

2. 到着後14日間の「事務手続きミッション」

インド留学で最も重要な法的義務が、入国後14日以内に行う外国人登録(e-FRRO)です。これには「住所証明」が必要ですが、家を借りるには「登録証」を求められるという「鶏と卵」のジレンマに陥りがちです。

  • 必勝ルート: 到着したら、まずは「Form C」を発行してくれるホテルやゲストハウスに滞在しましょう。その足で大学へ行き在籍証明書を取得。この2つを揃えてオンライン申請を完了させるのが、最もスマートで安全な生活の立ち上げ方です。

3. 住まいの格差:月400円の寮か、3万円のPGか

住居費は選択肢によって数十倍の開きがあります。JNUの寮なら月額約400円程度という驚異的な安さ。一方、留学生に人気の「PG(下宿)」は家具・Wi-Fi・エアコン付きで月額約2万〜3.5万円が相場です。

ここをチェック: PGを契約する際は、家賃に「食事」が含まれているかを必ず確認しましょう。月額5,000円程度の食費が浮くかどうかは、学生の家計にとって大きな違いになります。

4. 資金計画の鉄則:アルバイトは「100%禁止」

非常に重要な点として、インドの学生ビザでは種類を問わずあらゆるアルバイトが法律で固く禁止されています。
「週20時間までなら働ける」といった他国のルールはインドには存在しません。発覚すれば即座に国外退去となり、将来の入国も困難になります。

自分事として: 留学中の学費と生活費(家賃を除く変動費で月約2〜4万円)は、渡航前に100%確保しておきましょう。お金の心配をゼロにしておくことが、学びの質を最大化する秘策です。

5. 冬の「大気汚染」はサバイバルとして備える

ニューデリー留学において、最大の課題は10月下旬から2月にかけての深刻な大気汚染(AQI)です。この時期の空気は「医療上の緊急事態」と呼ばれます。

必須装備: N95規格の高性能マスクと、自室用の高性能空気清浄機は、レジャー用品ではなく「生存のための必須アイテム」です。また、窓の隙間をガムテープなどで塞ぐ「目張り」も現地では一般的な防衛策。健康第一の予算配分を忘れずに。

6. 現代インドの利便性:スマホ一つで完結する日常

カオスなイメージの強いデリーですが、インフラのデジタル化は驚くほど進んでいます。

  • Qコマース: 「Blinkit」などのアプリを使えば、牛乳1本からスマホの充電器までわずか10分〜15分で玄関まで届きます。
  • 交通: デリー・メトロは清潔で安全。専用の「スマートカード」を使えば運賃が10%割引になり、切符を買う列に並ぶ必要もありません。
  • 日本の味: 専門店「大和屋」はデリー市内へ日本食材をデリバリーしてくれます。納豆や醤油、日本のお米が恋しくなっても安心です。

ニューデリーに関する豆知識

交流の拠点「国際交流基金」

ニューデリー中心部にある国際交流基金(ジャパン・ファウンデーション)は、日本語の図書館や文化イベントが充実しており、日本に関心のあるインド人学生と出会える貴重な場所です。ボランティア募集も行われており、現地のコミュニティに溶け込む第一歩としておすすめです。

交通の「門限」を把握する

デリー・メトロの終電は23時半頃です。これを逃すと、深夜にタクシーやオートリキシャを利用することになりますが、特に夜間の移動は配車アプリ(Uber/Ola)を使い、リアルタイムの現在地を友人と共有するのがデリー留学生の「標準ルール」です。


留学準備に役立つリンク集


まとめ

ニューデリーでの留学は、手続きの煩雑さや環境対策など、タフさが求められる場面も多いでしょう。しかし、それを乗り越えた先には、世界でも類を見ないほどエネルギッシュな知性と、温かくもたくましいインドの人々との出会いが待っています。しっかりとした「守り」の準備を整えて、最高にエキサイティングな学びの旅へ飛び出しましょう。あなたの挑戦を、心から応援しています!

※本レポートのリサーチ内容・為替レート(1 INR = 1.85 JPY)は、2025年11月20日時点の情報に基づいています。

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