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マルタゴゾ

ゴゾ島(マルタ)での留学生活:知っておきたい6つの特徴

地中海の真ん中に浮かぶマルタ共和国。その中でもさらに離島である「ゴゾ島(Gozo)」は、本島の喧騒とは無縁の、時間がゆっくりと流れる牧歌的な環境が魅力です。都会の誘惑を断ち切って英語学習に集中したい方や、治安とコストパフォーマンスを重視する方にとって、ゴゾ島は「隠れた宝石」のような選択肢となるでしょう。

1. 家賃は本島の約3〜4割安!ただし「光熱費の契約」には要注意

ゴゾ島留学の最大のメリットは、その住居費の安さです。中心地ヴィクトリア(Victoria)であっても、1ベッドルームのアパートが月額500〜700ユーロ(約8〜11万円)程度で見つかります。これはマルタ本島の人気エリア(スリーマなど)と比較して30〜40%も割安です。

ここに注意!留学生へのアドバイス
契約時に必ず確認すべきは、光熱費のプラン(ARMS)です。マルタには「居住用(安価)」と「家庭用(高額)」の2種類の料金体系があります。家主が税金対策などで居住者登録(Form H)を拒否すると、高額な「家庭用」料金が適用され、請求額が倍近くになるトラブルが多発しています。契約前に「Form Hの登録が可能か」を必ず交渉してください。

2. バスとフェリーが命綱!「タリンヤカード」は到着後すぐ申請を

ゴゾ島には電車がなく、移動はすべてバスかフェリーになります。留学生にとって強い味方が、公共バスカード「Tallinja Card(タリンヤカード)」です。学生用カードを取得すれば、なんとバス運賃が無料になります(発行手数料等は別途必要)。

ここに注意!留学生へのアドバイス
カードはオンライン申請後、郵送で届くまでに2週間ほどかかります。入国したらすぐに申請しましょう。また、ゴゾ島とマルタ本島を結ぶフェリーは、ゴゾ住民としてIDカードを登録すると運賃が大幅に割引(約4分の1)されます。生活の足場を固める手続きを最優先に行うことが、節約の第一歩です。

3. 「自炊」が経済防衛の鍵。外食と食材の価格差を知ろう

「物価が安い」と言われるマルタですが、島国ゆえに輸入品は割高です。外食はランチで10〜15ユーロ(約1,600〜2,500円)と日本より高めですが、自炊をすれば食費を月200〜300ユーロに抑えることが可能です。

ここに注意!留学生へのアドバイス
地元のスーパー(Ta' Dirjanuなど)やベーカリーを活用しましょう。マルタパン(フティーラ)は安くて絶品です。一方で、水は水道水が飲用に適さないため購入必須です。重いボトルを運ぶのが日常になるため、スーパーの近くに住むのも賢い選択です。

4. 治安は極めて良好。女性の一人歩きも比較的安心

統計的に見てもゴゾ島の犯罪発生率は低く、2024年には盗難件数が過去20年で最低水準を記録しました。本島の繁華街のような騒々しさやトラブルも少なく、学習に集中できる静かな環境が整っています。

ここに注意!留学生へのアドバイス
「安全=油断して良い」ではありません。夏場のビーチや観光地では置き引きが発生します。また、夜道は街灯が少ない場所も多いため、基本的な警戒心は持ち続けましょう。地域コミュニティは温かく、LGBTIQ+への理解も進んでいるため、多様な学生が安心して暮らせる土壌があります。

5. 冬の「湿気と寒さ」を甘く見ないで!防寒対策は必須

「地中海=常夏」というイメージは捨ててください。冬(12月〜2月)の気温は10℃前後ですが、石造りの家は断熱性が低く、さらに高い湿度が体感温度を奪います。セントラルヒーティング(全館暖房)がない家がほとんどです。

ここに注意!留学生へのアドバイス
日本からウルトラライトダウンやヒートテックを持参することを強く推奨します。また、現地生活では「除湿機」が必需品です。カビ対策と健康管理のため、冬の湿気対策は留学準備の優先事項に入れておいてください。

6. アルバイトは「見つかりにくい」前提で資金計画を

学生ビザでも週20時間までの就労は法的に可能ですが、ゴゾ島での職探しはハードルが高いのが現実です。就労許可の申請には雇用主側の負担(手数料や手間)がかかるため、短期の留学生を雇うメリットが企業側に少ないからです。

ここに注意!留学生へのアドバイス
「現地で稼いで生活費を賄う」という計画はリスクが高いです。あくまで勉強が本分と割り切り、十分な資金証明(生活費月額800ユーロ以上目安)を用意して渡航しましょう。もし働けたとしても、それはラッキーなボーナス程度に捉えておくのが精神衛生上良いでしょう。

ゴゾ島に関する豆知識

掘り出し物の宝庫「チャリティショップ」

ヴィクトリア周辺には「Happy Paws」などのチャリティショップ(リサイクル店)が点在しています。帰国する留学生や地元民が寄付した食器、調理器具、衣類が格安で手に入ります。生活の立ち上げ時、新品を買う前にまずここを覗いてみましょう。

勉強場所に困ったら「図書館」か「カフェ」

ヴィクトリアにある中央公共図書館はWi-Fi完備で静かですが、開館時間が短い(午後は閉まることが多い)のが難点。長時間の学習には、Wi-Fiフリーのカフェ(Victoria Centralなど)や、島内に400箇所以上ある無料Wi-Fiスポットを活用して、お気に入りの学習場所を見つけてください。

留学準備に役立つリンク集

  • Identità (旧 Identity Malta): ビザ・滞在許可申請の公式サイト
  • Malta Public Transport: バスのルート検索やTallinja Cardの申請
  • Gozo Channel: フェリーの時刻表と運賃情報
  • ARMS: 光熱費の料金体系確認
  • Jobsplus: アルバイトや就労許可に関する規定
  • Visit Gozo: 公的観光・イベント情報サイト

まとめ

ゴゾ島は、都会の便利さはありませんが、その分、英語と自分自身に深く向き合える「余白」がある島です。不便さを楽しむ心構えと、しっかりとした事前準備があれば、きっと人生で忘れられない豊かな時間を過ごせるはずです。あなたの留学生活が素晴らしいものになるよう応援しています!


※リサーチ実施日:2025年11月18日時点の情報に基づきます。最新の法改正や価格変動にご注意ください。