チャンディーガルでの留学生活:知っておきたい6つの特徴
「インドのイメージが180度変わった」――。そう語る留学生が多いのが、北インドの計画都市チャンディーガルです。近代建築の巨匠ル・コルビュジエが設計したこの街は、「シティ・ビューティフル」の名にふさわしい緑豊かな並木道と整理された区画が特徴。カオスなインドではなく、清潔で機能的な環境で学びたい日本人のあなたにぴったりの留学先です。
1. 驚愕の「住居コスト」:年間1.8万円からの生活
チャンディーガル留学の最大の衝撃は、その圧倒的なコストパフォーマンスです。名門パンジャブ大学(PU)の学生寮を選べば、寮費は年間で約18,000円〜27,000円程度。月額ではなく「年間」です。
民間アパート(1LDK)を借りても月額2万円台から探せるため、予算を抑えつつ学業に専念できる環境が整っています。
アドバイス: コストを抑えるなら大学寮が最強ですが、プライバシーを重視するなら大学周辺の「PG(シェアハウス)」もおすすめ。月1万円台で食事・Wi-Fi付きの個室が見つかりますよ。
2. インドで最も「整った」街並みと安全性
「インドは道が複雑で危なそう」という不安は、この街では不要です。街全体が数字のセクター(区画)で管理されており、住所が非常に分かりやすいのが特徴。
特にパンジャブ大学内には女性専用のセキュリティ部隊が24時間体制で配備されており、セクシュアルハラスメント相談委員会(PUCASH)が活発に活動するなど、女性留学生が安心して過ごせる体制が制度化されています。
アドバイス: 治安は良好ですが、日本と同じ感覚は禁物。深夜の単独行動を避けるなど、基本的な注意は常に心がけましょう。
3. インド屈指の名門「パンジャブ大学」のステータス
1882年創立の歴史を誇るパンジャブ大学は、インド政府のランキング(NIRF 2025)で国内35位に位置する超名門校です。
現地学生の学力水準は非常に高く、世界ランキングでも上位3.9%に食い込むほど。図書館は24時間365日開館しており、真剣に学ぶインド人学生たちに囲まれて過ごす日々は、あなたの学習意欲を最大まで引き出してくれるはずです。
学びのヒント: 入学には「Study in India (SII)」ポータルへの登録が必須です。このIDがビザ申請の鍵となるので、早めに準備を始めましょう。
4. 厳格なルール:アルバイトは「一切禁止」
ここだけは注意が必要です。インドの学生ビザでは、種類を問わずあらゆる「アルバイト」が法律で固く禁止されています。カフェや日本語教師などで生活費を稼ぐことはできません。
重要な注意: 生活費はすべて日本からの送金や貯蓄で賄う必要があります。一方で、インターンシップについては年間約65万円以上の報酬を条件に許可される場合がありますが、ハードルは非常に高いと覚えておきましょう。
5. デジタル決済社会:スマホひとつで完結する日常
インドは世界最先端のデジタル決済社会です。QRコード決済(UPI)が露店の紅茶一杯から学費の支払いまで浸透しており、現金を持ち歩く必要がほとんどありません。
アドバイス: 現地で銀行口座を開設したら、すぐにGoogle PayやPaytmなどのアプリと連携させましょう。これがないと、日常生活で不便を感じるほど普及しています。
6. 健康管理の鍵:冬の「大気汚染」対策
チャンディーガルの生活で唯一にして最大の課題は、冬(11月〜1月)の空気質(AQI)です。気温低下と周辺の野焼きの影響で、大気が非常に悪化します。
自分事として: この時期は、高性能なN95マスクの着用や、室内用の空気清浄機の導入が強く推奨されます。一方で、雨季(7月〜9月)は空気が非常に澄んでいて、素晴らしい景色を楽しむことができますよ。
チャンディーガルに関する豆知識
ヒマラヤへの週末トリップ
「ヒマラヤへの玄関口」と呼ばれるチャンディーガルからは、週末にバスや車でカサウリやソランといった避暑地(ヒルステーション)へ気軽に行けます。酷暑の夏は、涼しい山の上でリフレッシュするのが留学生の定番です。
破格のバス定期「学生パス」
市の公共バス(CTU)には学生割引があり、なんと月額約180円程度で市内バスが乗り放題になります。専用アプリでバスの現在地も確認できるため、通学のストレスは最小限です。
外国人登録(FRRO)は「14日以内」に!
インド入国後14日以内に、地元警察の外国人登録事務所(FRO)へ報告に行く必要があります。遅れると罰金が発生するため、到着したらすぐに大学の国際課で在学証明書(Bona Fide Certificate)をもらいましょう。
留学準備に役立つリンク集
- Study in India (SII) Portal
- Indian Visa Online
- Embassy of India Tokyo - Visa Services
- Panjab University (PU) Chandigarh
- Office of the Dean International Students (PU)
- e-FRRO Portal
- Chandigarh Police - Foreigner Registration Rules
- Income Tax Department - PAN Card Info
- Protean (NSDL) - PAN Application
- Panjab University Hostels
- MagicBricks (Housing Search)
- CTU Bus Tracker (Android App)
- Airtel (Prepaid Plans)
- Jio (Prepaid Plans)
- Fortis Hospital Mohali (Private Hospital)
- PGIMER Chandigarh (Public Hospital)
- MAINDISH.in (Japanese Grocery Online)
- NIRF Rankings 2025
まとめ
チャンディーガルは、インドらしい刺激と、先進的な都市の快適さが同居する稀有な場所です。冬の空気質やアルバイト禁止といった現実はありますが、それを上回るほどの高い教育水準と圧倒的な低コストは、あなたの未来への投資として非常に魅力的。一歩踏み出せば、コルビュジエが描いた美しい街並みが、あなたの新しい生活を温かく迎えてくれますよ。頑張ってください!
※本レポートは、2025年11月12日のリサーチデータに基づいています。為替レート:1 INR = 1.80 JPY。