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マレーシアコタキナバル

コタキナバルでの留学生活:知っておきたい6つの特徴

ボルネオ島の豊かな自然に囲まれ、穏やかな時間が流れるサバ州の州都コタキナバル。マレー半島(クアラルンプールなど)とは一味違う、独自の文化とダイナミックな学びが共存するこの街での留学を成功させるために、絶対に押さえておきたい6つのポイントを解説します。

1. 「パスポート携帯」が必須?サバ州独自のルールに注意

マレーシアは連邦国家ですが、サバ州は移民法において強い自治権を持っています。クアラルンプールなどの留学生が身分証として使う「i-KAD」は、ここサバ州では法的な身分証として認められない可能性が高いという点に注意が必要です。

  • 留学生へのアドバイス: 外出時は常にパスポート原本を携帯する必要があると考えておきましょう。紛失や盗難、スコールによる水濡れを防ぐため、頑丈な防水ケースやセキュリティポーチを日本から用意しておくのが賢明です。

2. 学位取得から海洋学まで、サバ大学(UMS)の魅力

サバ州を代表する国立大学「Universiti Malaysia Sabah (UMS)」は、海に面した広大な美しいキャンパスで知られています。世界ランキングでは中堅ですが、SDGsに関連する「海洋生物学」や「熱帯農業」などの分野では、世界トップレベルの研究環境を誇ります。

  • 留学生へのアドバイス: 英語力が不安な場合でも、大学付属の英語プログラムや、市内の認定語学学校(GECなど)で力をつけてから進学する道があります。ボルネオならではのニッチな分野を学びたい人には最高の環境です。

3. アルバイトは「社会経験」と割り切るのが鉄則

マレーシアの学生ビザでは、学期中のアルバイトは法律で厳格に禁止されています。就労が許可されるのは、7日以上の長期休暇中かつ週20時間まで、さらに職種も「レストラン・ガソリンスタンド・ホテル・ミニマーケット」の4種に限定されています。

  • 留学生へのアドバイス: 時給の相場は約250円〜350円程度と非常に低く、レジ係すら禁止されています。アルバイトで生活費を稼ぐという計画は現実的ではありません。留学資金は渡航前に100%確保しておくことが、心安らかな学生生活の条件です。

4. 驚きの初期費用?住居契約の「2+1+0.5」システム

大学寮(On-Campus)以外で民間コンドミニアムを借りる場合、初期費用として「家賃の約3.5ヶ月分」が必要です。これは内訳として、前家賃1ヶ月分+敷金2ヶ月分+光熱費デポジット0.5ヶ月分がかかるためです。

  • 留学生へのアドバイス: 例えば家賃が7万円なら、入居時に約25万円の現金が必要になります。この「初期費用ショック」を想定して、予算を多めに準備しておきましょう。仲介手数料は原則として家主負担なので、学生側が支払う必要はありません。

5. 移動の主役は「Grab」と新型バス「Bas.My」

コタキナバルには電車がありません。移動は配車アプリ「Grab」か、市中心部と大学を結ぶ公共バス「Bas.My」が基本となります。道路事情やマナーの観点から、日本のような「自転車通学」は非常に危険です。

  • 留学生へのアドバイス: 深夜の移動は安全な「Grab(車)」一択です。バスは安価で便利ですが、運行時間が限られているため、到着後すぐにGrabアプリの設定を済ませ、電子マネー「Touch 'n Go eWallet」を連携させておくと、生活の機動力が一気に上がります。

6. サバ州特有の「物価」を理解して生活防衛

サバ州はマレー半島に比べて、現地収入に対する生活費が非常に高いという調査結果があります。特に日本食材などの輸入品は、日本での価格の2〜3倍になることも珍しくありません。

  • 留学生へのアドバイス: 日用品は「Mr. DIY」、食料品は「Servay」などのローカル店を使いこなしましょう。日本食材の「買い出し」は高級スーパーをたまに利用する程度に抑え、現地生産の食材をうまく取り入れることが、予算を守りつつ豊かな食生活を送るコツです。

コタキナバルに関する豆知識

IKEAが「オンライン限定」の衝撃

コタキナバルにはIKEAの実店舗がありません。家具はオンライン注文のみで、配送には最大2週間かかります。「入居したその日に家具を揃える」ことはできないため、最初は最低限の備え付け家具(Fully Furnished)がある物件を選ぶか、 Mr. DIYなどで代替品を探す必要があります。

想像を超える「室内冷房」と「紫外線」

屋外は赤道直下の強烈な紫外線が降り注ぎますが、バスや映画館、大学の講義室などの屋内は「凍えるほど」冷房が効いています。

  • 対策: UVケアは万全に。そして、一年中日本の夏服で過ごせますが、外出時は必ずパーカーやカーディガンなど「秋物の羽織り物」を1枚持ち歩くのが現地流の知恵です。

留学準備に役立つリンク集

まとめ

コタキナバルでの留学は、手続きの特殊性や生活コストなど、事前に知っておくべき「現実」がいくつかあります。しかし、それさえクリアすれば、世界中のダイバーが憧れる海と、雄大なキナバル山、そして多様な民族が共生する温かいコミュニティがあなたを待っています。一歩踏み出すその勇気が、あなたの人生を大きく変えるはずです。私たちは皆さんの新しい挑戦を、心から応援しています!

※本記事の情報は2025年5月20日時点のリサーチ内容に基づいています。
(為替レート目安:1 MYR = 35.50 JPY)