バリ島での留学生活:知っておきたい6つの特徴
「神々の住む島」として世界中を惹きつけるバリ島。観光地のイメージが強いですが、実はインドネシア屈指の国立大学もあり、アジア全域から学生が集まる学びの拠点でもあります。豊かな文化とデジタル化の波が融合するこの島で、自分をアップデートする留学生活のポイントを編集長が解説します!
1. 住まいは「Kost(コスト)」が主流!ローカルvs国際価格の賢い選び方
バリ島留学では大学寮ではなく、「Kost」と呼ばれる民間下宿やシェアハウスに住むのが一般的です。
- 二極化する市場: ローカル学生向けの安価な部屋(月1.5万円〜)と、エアコン・Wi-Fi完備の留学生向け(月4万円〜)に分かれます。
- アドバイス: 最初の1〜2週間はクタ周辺のホテルに滞在し、現地で実際に内見してから決めるのが失敗しないコツ。電気代が家賃に含まれているか(Termasuk)の確認も忘れずに。
2. 「アプリ経済圏」を使いこなして不便を解消!
バリ島は公共交通や歩道の整備が日本ほど進んでいません。しかし、それを補って余りあるのが「スーパーアプリ」の存在です。
- GojekとGrabが生命線: 配車、食事、日用品のデリバリーがすべてスマホ一つで完結します。
- アドバイス: アプリを使えば料金が事前に確定するため、タクシーの運賃交渉やメーター詐欺のリスクを構造的に回避できます。これらを使いこなすことが、バリ島生活のQOL(生活の質)を左右します。
3. 【最重要】アルバイトは「完全禁止」!資金計画は100%準備を
インドネシアの学生ビザ(C316)は、いかなる形態の就労も厳格に禁じています。
- 厳しい罰則: カフェの手伝いなどの軽いアルバイトでも、発覚すれば強制送還や再入国禁止の対象になります。
- アドバイス: 「現地で稼ぎながら学ぶ」という選択肢はありません。渡航前に生活費(月額約3.6万〜7万円+家賃)を100%確保し、学業に専念できる体制を整えましょう。
4. 医療の安心感は「ジャパニーズ・デスク」におまかせ
健康管理に不安を抱える方も多いですが、バリ島(特に南部)には日本語対応可能な私立病院が複数あります。
- 提携クリニックが充実: BIMCやTakenokoなど、日本人看護師や通訳が常駐する病院があります。
- アドバイス: 私立病院の医療費は非常に高額です。日本の海外旅行保険(キャッシュレス対応)への加入は、バリ島留学における「必須のインフラ」だと考えてください。
5. 食費のインフレに注意!家計管理の「二重戦略」
バリ島の物価は安いと思われがちですが、最近は特に「食費」の上昇が顕著です。
- 食品価格の高騰: バリ州の統計では、食品類のインフレ率が全体平均の3倍以上に達した時期もあります。
- アドバイス: 日常の食事はワルン(ローカル食堂)や自炊で節約し、日本の味が恋しい時の「パパイヤ(日系スーパー)」利用は週1のご褒美にするなど、メリハリのある管理が大切です。
6. 交通費を浮かせる秘策「学生割引バス」
バイクタクシーが便利なバリ島ですが、より安全で安価な公共バス「トランス・メトロ・デワタ(TMD)」も活用しましょう。
- 学生なら1回約19円: 通常運賃でも安いですが、学生割引を利用すれば交通費を劇的に抑えられます。
- アドバイス: キャンパスや住居がバスルート沿いならラッキー!電子マネーカード(BCA Flazzなど)を早めに用意して、賢く島内を移動しましょう。
バリ島に関する豆知識
到着後30日の「インフラの壁」
銀行口座の開設やSIMカードの長期登録には、居住許可(ITAS)の発行を待つ必要があります。入国から約1ヶ月間は、空港で買える「ツーリストeSIM」と「現金または日本のクレジットカード」で乗り切る準備をしておきましょう。
意外と重要な「服装のマナー」
ビーチサンダルで過ごせる島ですが、大学の公式行事や移民局、寺院を訪問する際は、肩や膝を隠す「保守的な服装」が法的なマナーとして求められます。襟付きのシャツや長ズボンを一着は持っておきましょう。
「バリ腹(Bali Belly)」にご用心
最も一般的な体調不良は食中毒や脱水症状です。2025年時点の往診治療費の目安は約2.4万〜3.3万円程度。不安な時は迷わず保険付帯の医療相談を利用してください。
留学準備に役立つリンク集
- ウダヤナ大学 (UNUD) 国際センター
- インドネシア移民局 (e-Visa公式サイト)
- 在デンパサール日本国総領事館(医療情報リスト)
- バリ州中央統計局 (BPS Bali)
- バリ島24時間薬局 (Apotek K-24) 店舗検索
- 日系スーパー (Papaya Fresh Gallery Bali)
- インドネシア気象気候地球物理庁 (BMKG) バリ予報
- Wise (海外送金サービス)
まとめ
バリ島は、ただ楽しむだけの場所ではなく、アジアのダイナミズムと伝統を同時に学べる最高の教室です。アルバイト禁止やインフレなど現実的な課題はありますが、それらを事前に知って準備すれば、青い空の下での素晴らしい学びがあなたを待っています。あなたの挑戦を、心から応援しています!
※本記事の情報は2024年11月12日時点のリサーチ内容に基づいています。
(為替レート目安:1 IDR = 0.0095 JPY)