デンパサールでの留学生活:知っておきたい6つの特徴
「神々の島」として世界中から愛されるバリ島。その州都であるデンパサールは、リゾート地としての華やかさと、現地の活気ある学生生活が絶妙にブレンドされたエリアです。低コストで質の高い生活を送りながら、異文化の真っ只中で自分を磨きたい。そんなあなたにぴったりの、デンパサール留学のリアルをお届けします!
1. 進化したビザ制度:到着後の負担が大幅減!
かつてのインドネシア留学は入国後の行政手続きが煩雑でしたが、現在は「e-ITAS」という電子限定滞在許可システムが導入されています。大学がスポンサーとなりVITAS(限定滞在査証)が承認されていれば、入国審査時に自動的に滞在許可が付与されるため、到着直後のストレスが劇的に軽減されます。
留学生へのアドバイス: 手続きの多くは大学の「国際課(International Office)」がハブとなります。まずは大学の指示にしっかり従い、早め(半年前)に準備を開始するのが成功の秘訣です。
2. 「コス」という賢い住まい選び
デンパサールでの暮らしは、「Kost(コス)」と呼ばれる学生向け個室賃貸が主流です。月額約1.5万円(1,500,000 IDR)程度から見つけることができ、エアコン付きの少し豪華な部屋でも2〜3万円台と非常にリーズナブル。リゾートエリアの高級ヴィラとは無縁の、地に足のついた節約生活が可能です。
留学生へのアドバイス: コスの家賃には電気代が含まれていないことが多く、エアコンを使いすぎると予想外の出費になることも。「電気代はプリペイド式か?」を契約前に必ず確認しましょう。
3. アルバイトは「完全禁止」:資金計画はフルファンドで
インドネシアの学生ビザでは、種類を問わず一切の就労(アルバイト・物品販売)が法律で固く禁じられています。不法就労が発覚すると、即時の強制送還など非常に厳しい処罰の対象となります。
留学生へのアドバイス: 現地で収入を得ることは不可能です。ビザ申請時にも「最低2,000米ドル相当」の残高証明が必要となるため、留学期間の費用はあらかじめ日本からの送金や奨学金で100%賄えるよう計画を立ててください。
4. 移動の主役は「配車アプリ」
バリ島には鉄道がなく、公共バス(Trans Sarbagita)の路線も非常に限定的です。そのため、移動の9割は「Go-Jek」や「Grab」といった配車アプリに頼ることになります。
留学生へのアドバイス: バリの交通は「暗黙のルール」で動いており、初心者によるバイクや自転車の運転は非常に危険です。安全と快適さを優先し、できるだけ配車アプリの「車(Grab Carなど)」を利用することをおすすめします。
5. 日本語対応ドクターの存在:安心の医療体制
海外生活で一番不安なのは病気やケガですが、デンパサール近隣のサヌールエリアには、日本語で診察可能な医師が在籍する「バリ国際病院(BIH)」があります。
留学生へのアドバイス: 国際病院は医療水準が高い分、費用も高額です。ビザ取得に必須の健康保険に加え、キャッシュレス対応ができる日本の海外旅行保険への加入は、心の安定のためにも「必須装備」と考えてください。
6. 学問の拠点、ウダヤナ大学(UNUD)
バリ州最大の公立大学であるウダヤナ大学には、世界中から留学生が集まります。現地学生は非常に勤勉で親日的。国全体が高学歴化へと進む中で、彼らと切磋琢磨する環境は大きな刺激になるはずです。
留学生へのアドバイス: 現地学生と一般社会の間には教育水準にギャップがあることも理解しておきましょう。大学のコミュニティに積極的に飛び込むことが、質の高い学びと深い異文化理解への近道です。
デンパサールに関する豆知識
デジタル決済と「QRIS」
バリでは「QRIS」という統一QRコード決済が急速に普及しています。小さな屋台からカフェまでスマホひとつで決済可能。現地銀行口座(MandiriやBCA)を開設してe-Wallet(GoPayなど)と連携させれば、現金を持ち歩くリスクも減り、生活が格段に便利になります。
「ノマドの聖地」がすぐ隣に
デンパサールから車で30〜60分のチャングーやウブドは、世界中のデジタルノマドが集まるエリアです。週末にそれらの場所へ足を伸ばせば、最先端のコワーキングスペースや多国籍なコミュニティに触れることができ、大学以外の刺激もたっぷり得られます。
日本食材の入手性
デンパサール市内の「Bintang Supermarket」や「Uncle Jo Supermarket」では、日本の調味料やカップ麺などが手に入ります。少し高価ですが、現地には「Kecap Asin(醤油の代わり)」などの代替品も豊富。GoFoodというアプリで日本食のデリバリーも手軽に利用できます。
留学準備に役立つリンク集
- インドネシア共和国移民総局 (evisa.imigrasi.go.id)
- ウダヤナ大学 (Universitas Udayana) 公式サイト
- バリ国際病院 (Bali International Hospital)
- カシ・イブ総合病院 (Kasih Ibu General Hospital)
- BIMC Hospital Bali
- インドネシア郵政 (Pos Indonesia)
- Bintang Supermarket Bali
まとめ
デンパサールでの留学は、低コストで暮らしながら、世界屈指のリゾート文化と学問を同時に体験できる贅沢な選択です。厳しい法規や独自の交通事情など、注意すべき点はありますが、大学の国際課をフル活用し、正しい知識を持って準備すれば、これまでにないほど充実した毎日があなたを待っています。勇気を持って、素晴らしいバリ島留学の第一歩を踏み出しましょう!応援しています。
(※リサーチ日:2025年11月7日)