マタラムでの留学生活:知っておきたい6つの特徴
インドネシア・ロンボク島の州都マタラム。バリ島の隣に位置しながら、観光地化されすぎていない「ありのままのインドネシア」を感じられる場所です。マタラム大学(UNRAM)を中心に、豊かな自然と多文化が共生するこの街で、自分だけの特別な学びをスタートさせるための重要ポイントをまとめました。
1. 「マタラム大学(UNRAM)」と学費の賢い確認法
マタラム留学の拠点となるのは、国際的な研究拠点を目指す国立マタラム大学(UNRAM)です。ここで注意したいのが学費の構造。一部のデータでは外国人留学生に年間約150万円(10,000 USD)という高額な費用が提示される一方で、現地学生向けは数万円程度という極端な開きがあります。
留学生へのアドバイス: 自分が希望するプログラムに「留学生特別料金」が適用されるのか、それともルピア建ての標準料金なのか。渡航前に大学の国際課(OIA)へ直接問い合わせ、必ず「書面」で詳細を確認しましょう。
2. 進化したビザ制度「e-ITAS」で生活立ち上げをスムーズに
インドネシアの行政手続きは複雑なイメージがありますが、現在はオンラインの「e-Visa」が主流です。事前に承認を得て入国すれば、空港で「e-ITAS(電子滞在許可)」が自動付与されます。これにより、到着後にすぐ銀行口座開設や納税番号(NPWP)の申請へ進めるようになります。
留学生へのアドバイス: 生活基盤の確立は「大学がいかに迅速にビザスポンサーの手続きをしてくれるか」にかかっています。大学側と密に連絡を取り、入国直後の行政手続きを最優先で終わらせましょう。
3. 家計の半分は「食」!マタラム流の節約術
統計データによると、マタラムでの生活費の約51%は「食費」が占めています。家賃が安い分、日々の食生活をどう管理するかが予算を守る鍵になります。
留学生が楽しめる環境: 地元の食堂「ワルン」を賢く使えば、1食150円〜300円程度で美味しいジャワ・ササク料理を楽しめます。名物の激辛チキン「アヤム・タリワン」は、ぜひ一度は試してほしい逸品です。
4. 住まいの基本「Kost(下宿)」選びの鉄則
留学生の一般的な住まいは、家具付き個室の「Kost(コス)」です。月額数千円〜1万円台と非常に安価ですが、確認必須なのが「光熱費」の扱いです。
留学生へのアドバイス: マタラムは年間を通して高温多湿なため、エアコン(AC)は必須。契約時に「電気代が家賃に含まれているか」を必ず確認してください。別払いの場合、エアコンの使用頻度で月額費用が大きく変動するため注意が必要です。
5. 「健康と安全」:医療搬送特約付き保険はマスト
マタラムには近代的な私立病院(シロアム病院など)がありますが、日本語対応は期待できません。また、雨季にはデング熱のリスクが高まるため、蚊の対策が日常の安全に直結します。
注意が必要な点: 重篤な病気や怪我の場合、バリ島やシンガポールへ「緊急医療搬送(Medevac)」が必要になることがあります。この費用は数百万〜一千万円単位になることもあるため、必ず医療搬送が無制限でカバーされる国際学生保険に加入してから渡航してください。
6. 移動の主役は「配車アプリ」と「Ojek」
島内に鉄道はなく、公共バス(DAMRI)も運行時間が限られています。学生のメインの足は、GoJekやGrabといった配車アプリです。
通学のアドバイス: 渋滞をすり抜けるバイクタクシー(Ojek)は安くて便利ですが、深夜の利用は安全面から避けましょう。また、道が混沌としているため、不慣れな状態での自転車やバイクの自己運転は事故のリスクが高く、推奨されません。
マタラムに関する豆知識
イスラム文化とササク族の伝統
マタラムの人々の多くはイスラム教徒のササク族です。公の場での振る舞いや服装は、現地の保守的な文化を尊重し、清潔感のある露出を控えたスタイルを心がけると、周囲の人々と良好な関係を築けます。
モダンな生活拠点「ロンボク・エピセントラム・モール」
「地方都市だと買い物が不便では?」という心配は無用です。市内には巨大な「ロンボク・エピセントラム・モール」があり、スーパー(Hero)や映画館、飲食店が揃っています。週末の息抜きや、学習に必要なアイテムの調達に重宝しますよ。
週末はリゾート地「センギギ」へ
マタラム市内から少し北へ移動するだけで、美しいビーチが広がるリゾートエリア「センギギ」にアクセスできます。平日は大学でしっかり学び、週末は青い海を見ながらリフレッシュ。このメリハリがマタラム留学の醍醐味です。
留学準備に役立つリンク集
- マタラム大学(UNRAM)公式サイト
- UNRAM 国際課(OIA)問い合わせ先
- インドネシア共和国 移民局 e-Visaポータル
- インドネシア中央統計庁(BPS)西ヌサ・トゥンガラ州
- インドネシア気象気候地球物理庁(BMKG)
- Siloam Hospitals Mataram (私立総合病院)
- Lombok Epicentrum Mall 情報
まとめ
マタラムでの留学は、バリ島のような華やかなリゾートとはまた違う、インドネシアの奥深い文化と人々の優しさに触れられる貴重な機会です。学費や医療保険の準備さえしっかり整えれば、経済的な負担を抑えつつ、一生モノの経験を得られるはず。勇気を持って、ロンボク島での新しい一歩を踏み出してみませんか?私たちはあなたの挑戦を全力で応援しています!
(※本リサーチデータは2025年11月7日時点の情報を基に作成されています)