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プカンバル– category –

インドネシアプカンバル

プカンバルでの留学生活:知っておきたい6つの特徴

スマトラ島の中心部に位置するプカンバル。リアウ州の商業と教育の拠点でありながら、インドネシアの主要都市の中でも生活費が抑えられ、質の高い教育を受けられる「穴場」の留学先です。独特のムラユ文化が息づくこの街で、一歩先を行く留学体験をデザインするための重要ポイントをまとめました。

1. 乾季の「煙害(ヘイズ)」:健康を守るための必須知識

プカンバル生活で最も注意すべきは、乾季(6月~10月)に発生する「カブット・アサップ(煙害)」です。近隣の森林火災により、大気質が「危険」レベルに達し、視界が数百メートルになることもあります。

編集長のアドバイス:
喉や鼻を守るため、日本から高性能なN95またはKN95規格のマスクを多めに持参しましょう。現地での休校判断などは、市政府の空気質指標(ISPU)に基づいて行われます。渡航前に大気質モニタリングアプリをスマホに入れておくのが賢明です。

2. 圧倒的なコストパフォーマンス:家賃と生活費のリアル

プカンバルは、インドネシア国内で「生活費が高い都市トップ10」に入っておらず、非常に経済的です。学生向け下宿「Kost(コス)」なら、エアコン(AC)とWiFi付きの快適な部屋でも月額約7,000円〜1.5万円(Rp 700,000〜1,500,000)で確保できます。

月間生活費の目安(家賃除く)

費目予算目安 (Rp)備考
食費1,000,000 – 2,000,000自炊と地元の屋台(Warung)を併用
通信・交通450,000 – 900,000バス(TMP)や配車アプリを利用
光熱費・雑費500,000 – 1,000,000ACの使用頻度により変動
合計約1,950,000 – 3,900,000(日本円で約2万〜4万円強)

3. 住まい選びの鉄則:ACとWiFiは「妥協なし」で

熱帯雨林気候のプカンバルは、一年中高温多湿です。格安の「ACなしKost」もありますが、室内での熱中症リスクや学習効率を考えるとおすすめできません。

注意が必要な点:
電気代はプリペイド式(トークン購入)が多いので、ACを使いすぎると予想外に出費がかさむことも。契約前に「光熱費込み」か「別払い」かを必ず書面やメッセージで記録に残しましょう。

4. 移動を支えるデジタルツール:バスとバイクの使い分け

市内の足は、公共バス「Trans Metro Pekanbaru (TMP)」と配車アプリ(Grab/Gojek)です。TMPバスは専用アプリでリアルタイムの位置を確認できるため、非常に便利になっています。
通学のアドバイス:
朝夕の渋滞回避には、バイクタクシー(Ojek)が最速で費用対効果も抜群。ただし、深夜の移動は公共交通が止まるため、安全性の高い四輪の配車アプリを利用しましょう。

5. 厳格なビザルール:アルバイトは「完全禁止」

学生ビザ(E30B/KITAS)での入国者は、いかなる形態の就労(有償アルバイト、リモートワーク、有償インターン)も法律で厳しく禁じられています。

自分事として捉えて:
「少しだけなら大丈夫」という考えは禁物です。不法就労が発覚すると、国外退去(デポート)という取り返しのつかない事態を招きます。留学資金は100%日本からの送金や奨学金で賄う計画を立ててください。

6. 安全管理:物理的な治安よりも「詐欺」を警戒

プカンバルの犯罪件数は減少傾向にありますが、留学生が特に注意すべきは「入学保証詐欺」や「オンライン投資詐欺」といった金銭的なトラブルです。

身を守るためのルール:
大学の手続きで不審な送金を要求されたり、SNSで「簡単に儲かる」と勧誘されたりしても、決して応じないでください。手続きは必ず大学の「国際課(International Office)」の窓口を通じて行いましょう。


プカンバルに関する豆知識

イスラム文化への配慮

リアウ州は社会規範が比較的保守的です。大学や公的機関、モスク周辺では、露出を控えた清潔感のある服装(肩や膝を出さない)を心がけることが、現地の人々と良好な関係を築く鍵になります。

週末のエコ・ツーリズム

市内には「大モスク(Masjid Agung An-Nur)」のような美しい建築物や、釣りを楽しめる「Alam Mayang」などがあります。さらに、空路やフェリーを使えばマレーシアのクアラルンプールやシンガポールへも短時間でアクセスできるため、休暇を利用した海外旅行も楽しみの一つです。

デジタル決済「QRIS」の普及

小規模な屋台でも、インドネシア共通QR決済の「QRIS」が使えます。スマホひとつでほぼ全ての支払いが完結するため、現地の銀行口座を開設したらすぐに活用しましょう。


留学準備に役立つリンク集


まとめ

プカンバルでの留学は、徹底した「煙害対策」と「資金計画」さえ準備できていれば、コストを抑えつつ成長できる素晴らしい環境です。大都市にはない温かみと、東南アジアの活気を感じながら、あなたの人生の新しい章をスタートさせてみませんか?応援しています!

(※リサーチ日:2025年11月7日)