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アメリカマウントバーノン

マウントバーノンでの留学生活:知っておきたい6つの特徴

シアトルとカナダのバンクーバー、この2つの大都市のちょうど中間に位置するワシントン州マウントバーノン。スカジットバレーカレッジ(SVC)を中心としたこの街は、都会の喧騒を離れて学業に集中したい日本人留学生にとって、実は「隠れた理想郷」とも言える場所です。

1. 滞在先は「キャンパス・ビュー・ビレッジ(CVV)」一択!

初めての海外生活で最大の不安要素となる「住まい」。マウントバーノン留学を成功させる鍵は、大学が運営する「キャンパス・ビュー・ビレッジ(CVV)」に入居することです。

  • 家計への優しさ: 月額換算で約$686と、周辺の民間アパート($1,200〜)に比べて圧倒的に安価です。
  • 光熱費の「シールド」: 賃料には電気、ガス、水道、高速Wi-Fiがすべて含まれています。冬場の暖房費が高騰するワシントン州において、この定額制は家計の大きな守りとなります。
  • 注意点: 4人のシェアハウス形式なので、個室は確保されますが、キッチンなどは共有です。ルームメイトとの文化交流を楽しめる柔軟性が大切です。

2. 全米最高クラスの最低賃金!キャンパス内就労のチャンス

「留学費用が心配……」という方に朗報なのが、ワシントン州の極めて高い最低賃金です。

  • 時給$16.66の衝撃: 2025年1月から適用されたこの賃金は、全米トップクラス。F-1ビザのルール内で、キャンパス内の事務やカフェで週20時間働いた場合、月額約$1,332の収入が見込めます。
  • 自立した生活: この収入があれば、前述した寮費(CVV)を自分で賄い、さらに食費の一部までカバーすることが可能です。英語を学びながら「稼ぐ経験」ができるのは、大きな自信に繋がります。

3. 移動の要、バス網を使い倒そう

マウントバーノンは地方都市ですが、学生に優しい公共交通機関が整っています。

  • Skagit Transitの利便性: 市内バスは1回$1.00。驚くべきは「フェア・キャッピング」という制度で、1日$3.00、1ヶ月$30.00以上はいくら乗っても課金されません。
  • 大都市へのアクセス: 南はエバレット経由でシアトルへ、北はベリンハムへと繋がっています。週末には、80X路線のバスに乗ってベリンハムのショッピングモールへ出かけたり、ウェスタン・ワシントン大学(WWU)の日本人学生会と交流したりするのが留学生の定番コースです。

4. 「永遠の小雨」と季節性メンタルケア

北緯48度。北海道の稚内よりも北に位置するこの街の気候には、少し覚悟が必要です。

  • 冬の「エバーグレイ(常に灰色)」: 11月から1月にかけては、激しい雨というより「霧雨が何週間も続く」のが特徴です。日没も午後4時過ぎと早いため、日光不足から気分が落ち込む「季節性情動障害(SAD)」への対策が不可欠。
  • アドバイス: 現地の学生にならって、防水性の高いフード付きジャケットを準備しましょう。また、ビタミンDのサプリメントを摂取し、意識的に体を動かすことが、冬を元気に乗り切るコツです。

5. 日本食が恋しくなったら?デリバリーを賢く活用

マウントバーノン市内には残念ながら日系スーパーはありませんが、現代の留学生には強い味方があります。

  • 「Weee!」は必須アプリ: アジア系食材のデリバリーサービス「Weee!」を使えば、お米や調味料、日本のスナックを玄関先まで届けてくれます。
  • 自炊が最強の節約: 2025年現在、この地域の消費税は8.8%ですが、野菜や肉などの「加工されていない食料品」は非課税です。外食(レストラン)は税金とチップがかかるため、自炊中心の生活を送ることで、生活費を劇的に抑えられます。

6. 安全管理の「新常識」:大麻と洪水リスク

日本ではあまり馴染みのない、現地特有のリスクについても知っておきましょう。

  • 大麻(マリファナ)の罠: ワシントン州では合法ですが、留学生にとっては「違法」です。米連邦法では禁止されており、一度でも使用や所持が発覚すれば、ビザ取り消し・永久追放という厳しい処分が待っています。絶対に近づかないでください。
  • 洪水への備え: 街を流れるスカジット川は、大雨で氾濫するリスクがあります。学外でアパートを探す際は、必ず「洪水ハザードマップ」を確認し、2階以上の部屋を選ぶなどの防犯ならぬ「防災」意識を持ってください。

マウントバーノンに関する豆知識

地元のスーパー事情

  • Safeway / Fred Meyer: 日常的な買い物に。
  • Skagit Valley Food Co-op: オーガニック食材が豊富。少し高価ですが、健康志向の方にはおすすめです。

楽しみな季節イベント

  • スカジットバレー・チューリップ・フェスティバル(4月): 街中がチューリップで埋め尽くされる世界的なイベント。この時期は街が活気づき、ボランティアなどの機会も増えるチャンスです。

医療と保険

大学指定の「LewerMark」保険への加入が義務付けられています。高額な医療費を避けるため、急病時は「Emergency Room (ER)」ではなく、まずは「Urgent Care」という診療所へ行くのが鉄則です。


留学準備に役立つリンク集


まとめ

マウントバーノンは、大都市の便利さと自然の豊かさを両立させた、堅実な留学先です。高い最低賃金や大学の寮制度をうまく活用すれば、経済的な不安を抑えて学業に専念できます。

新しい世界へ飛び込むのは勇気がいりますが、ここでの生活はあなたを一回りも二回りも成長させてくれるはずです。スカジットバレーの美しい景色が、あなたの挑戦を待っています。応援しています!

(調査日:2026年1月5日)