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アメリカジャージーシティ

ジャージーシティでの留学生活:知っておきたい6つの特徴

ニューヨーク・マンハッタンの対岸に位置し「第6の区」とも呼ばれるジャージーシティ。都会の利便性と落ち着いた住環境が共存するこの街は、世界経済の中心を感じながら学びたい方にとって、今最もエキサイティングで戦略的な留学先です。


1. エリア選びが成否を分ける:住まいの重要性

ジャージーシティでの生活で最も慎重に選ぶべきは「居住エリア」です。マンハッタンへのアクセスが良い「ウォーターフロント」や「ダウンタウン」は治安が極めて良好ですが、1ベッドルームの家賃が3,300ドル〜3,900ドル(約50万〜60万円以上)と非常に高額です。
少し予算を抑えるなら再開発が進む「ジャーナル・スクエア」が選択肢に入りますが、南部の「グリーンビル」地区は犯罪発生率が高いため、家賃の安さだけで選ばないよう注意が必要です。現地の治安マップを事前に確認し、安全を最優先に確保しましょう。

2. 「6ポイントID」という難関:行政手続きのコツ

ニュージャージー州で運転免許証や身分証明書(State ID)を取得するには、独自の「6ポイントID制度」をクリアしなければなりません。これはパスポートや学生証など、複数の書類に割り振られた点数を合計6点以上にするシステムです。
渡米直後は点数が不足しがちですが、まずは現地の銀行口座を開設し、デビットカードと住所証明を手に入れるのが近道です。また、アルバイトをしない学生でも「SSN(社会保障番号)がないことの証明書(Denial Letter)」を取得することで、ID申請が可能になります。

3. 日本を上回るコスト意識:生活費とチップの現実

家賃を除いても、月々1,500ドル〜2,000ドルの生活費を見込む必要があります。特にインフレの影響で食費や光熱費が高騰しており、自炊中心でも月300ドル〜500ドルはかかります。
また、米国の外食文化に欠かせない「チップ」は、現在18%〜22%が標準です。これは単なるサービスへの感謝ではなく「労働賃金の一部」という認識が強いため、予算計画には必ずこの上乗せ分を含めておきましょう。

4. アジア食材の宝庫:食生活の不安を解消

慣れない海外生活で心強いのが、充実したアジア系スーパーの存在です。市内には大型スーパー「99 Ranch Market」があり、日本の調味料や米、お菓子が手軽に手に入ります。
さらに、近隣のエッジウォーターには北米最大級の日系スーパー「ミツワ・マーケットプレイス」もあり、オンライン配送(Instacart)を利用して日本食材を自宅まで届けてもらうことも可能です。日本食が恋しくなっても、ジャージーシティなら心配ありません。

5. マンハッタンまで10分:24時間動く交通網

ジャージーシティ最大の魅力は、地下鉄「PATHトレイン」による圧倒的な機動力です。24時間運行しており、ワールド・トレード・センターやミッドタウンへ10〜20分程度でアクセスできます。
市内の移動にはライトレールも便利ですが、乗車前にホームの機械でチケットを有効化(刻印)し忘れると、高額な罰金を科されるため注意してください。また、自転車利用も盛んですが、9歳以上が歩道を走ることは条例で禁止されており、夜間のライト装着も義務付けられています。

6. 複雑な医療保険:大学の基準を必ずチェック

米国の医療費は非常に高額で、無保険での受診は破産リスクを伴います。多くの大学(NJCUやStevensなど)では特定の保険加入が義務付けられており、安価な留学生向け保険では大学の基準を満たさず、免除(Waiver)が認められないケースが多々あります。
保険を購入する前に、必ず大学の「ウェーバー要件」を詳細に確認しましょう。万が一の際は、マンハッタン近辺にある日本語対応のクリニック(マウントサイナイなど)を利用できる環境にあるのは大きな安心材料です。


ジャージーシティに関する豆知識

テナント(借り主)の強い権利

ニュージャージー州は、全米でも借り主の権利が強く保護されている州の一つです。

  • 敷金の上限: 家主が請求できる敷金(Security Deposit)は「家賃の1.5ヶ月分」までと法律で決まっています。
  • 居住の権利: 暖房や水道が止まるなど、住居として不適切な状態であれば、修理を強く要求する権利があります。

収入がなくても必要な「タックスリターン」

留学生が忘れがちなのが、税務申告です。たとえ米国での収入がゼロであっても、F-1ビザ保持者は毎年「Form 8843」という書類を提出し、税法上の非居住者であることを申告する義務があります。これを怠ると、将来のビザ更新に影響が出る可能性があるため、大学のサポートを受けて必ず提出しましょう。

賢いスマホ選び

大手キャリア(Verizon等)は月額料金が高いですが、その回線を安く利用できる「Mint Mobile」や「Visible」といった格安SIM(MVNO)なら、月15ドル〜30ドル程度に抑えられます。都市部であるジャージーシティなら電波状況も良好です。


留学準備に役立つリンク集


まとめ

ジャージーシティは、アメリカらしいダイナミズムと心地よい生活のリズムが融合した素晴らしい都市です。最初の手続きは少し大変かもしれませんが、一つずつ準備を進めていけば、マンハッタンを借景にした最高の留学生活があなたを待っています。あなたの挑戦を心から応援しています!

(リサーチ日: 2025年12月6日、記事更新日: 2026年1月5日)