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アメリカオレム

オレムでの留学生活:知っておきたい6つの特徴

ユタ州オレムは、壮大なロッキー山脈の麓に位置し、全米トップクラスの治安と教育環境を誇る「Family City USA」です。IT企業が集まる「シリコン・スロープス」の一角として活気に満ち、ユタバレー大学(UVU)を中心に、留学生が安心して学問と生活に没頭できる魅力的な環境が整っています。


1. 実践的な学びと「シリコン・スロープス」への近さ

ユタバレー大学(UVU)は、理論だけでなく実践を重視する教育スタイルで知られています。大学が位置するエリアは「シリコン・スロープス」と呼ばれ、AdobeやDomoといった世界的IT企業が拠点を構えています。

  • キャリアへの直結: 専攻に関連したインターンシップ(CPT/OPT)の機会が豊富で、将来アメリカでの就職を視野に入れている方にとって、強力なネットワークを築ける環境です。
  • 入学のハードル: TOEFL iBT 66点、IELTS 6.0以上と、日本人学生にとっても挑戦しやすい基準に設定されています。

2. 「家賃の売買」という独特な住宅ルール

オレムでの生活で最も注意すべきなのが、現地の学生向け住宅(Student Housing)特有の契約慣習です。

  • 1年契約が基本: 多くの物件が8月から翌年8月までの1年契約です。
  • 契約の売却(Selling Contracts): もし夏休みに一時帰国したり、途中で退去したりする場合、「自分の契約を引き継いでくれる次の入居者」を自分で探さなければなりません。
  • アドバイス: 契約前に「契約譲渡(Transfer)」の条件を必ず確認しましょう。大学に近い「The Green on Campus Drive」などは人気が高く、比較的譲渡相手が見つかりやすい傾向にあります。

3. 生活費のリアル:月15万円〜25万円の予算感

オレムの生活費は全米平均よりは抑えられていますが、近年のインフレの影響で上昇傾向にあります。

項目予算目安(月額)節約のポイント
家賃$500 - $800相部屋(Shared Room)なら$400台も可能
食費$250 - $350自炊中心。アジア系食材は「Weee!」などの配送サービスを活用
光熱・通信費$100 - $170ルームメイトとの折半や格安SIMの利用
合計約$1,100 - $1,7501ドル=150円換算で約16.5万〜26万円

4. 車がなくても安心!強力な公共交通ネットワーク

アメリカは「車社会」というイメージが強いですが、UVUの学生には特権があります。

  • 公共交通機関(UTA)が無料: 学生証(UVID)を提示するだけで、バス(UVX)、路面電車(TRAX)、通勤列車(FrontRunner)がすべて無料で利用できます。
  • UVXの利便性: 大学、ショッピングモール、主要なアパート群を数分間隔で結ぶBRT(バス高速輸送システム)が整備されており、通学や買い物に困ることはほとんどありません。

5. 心強い「日本語対応」の医療サポート

慣れない海外生活で最も不安なのが健康管理です。オレムには、日本人留学生にとって非常に心強い存在がいます。

  • 日本語を話す医療従事者: Revere Health Oremに所属するKyoko Price氏(PA)は、日本語で診察を受けられる貴重な存在です。家庭医療やメンタルヘルスの相談も可能なため、英語での症状説明に不安がある方でも安心です。
  • 大学内の診療所: 軽い風邪や怪我であれば、キャンパス内のStudent Health Servicesで安価に受診できます。

6. LDS文化と「日曜日の静寂」

ユタ州特有の文化背景(末日聖徒イエス・キリスト教会、通称LDS)は、生活のリズムに大きく影響します。

  • 日曜日の過ごし方: 日曜日は「安息日」として、多くのレストランやスーパーが休みになるか、営業時間を短縮します。土曜日までに買い出しを済ませるのが「オレム流」です。
  • クリーンな環境: キャンパス内は完全禁煙・禁酒であり、治安の良さに寄与しています。住民は非常にフレンドリーで親切な人が多く、困ったときに助けてもらえる温かいコミュニティです。

オレムに関する豆知識

自然との共生:四季折々のアクティビティ

  • Y Mountainのハイキング: プロボにある「Y」の文字が目印の山。頂上からは美しい街並みを一望できます。
  • ウィンタースポーツ: 冬には無料の学生証を使ってスキーバスに乗ることができ、「サンダンス・リゾート」で世界トップクラスのパウダースノーを楽しめます。

冬の気象現象「インバージョン」に注意

冬季、盆地に冷たい空気が溜まり、空気が汚れやすくなる「インバージョン(逆転層)」が発生することがあります。喉が弱い方は、この時期だけはN95マスクを用意したり、空気清浄機を活用したりするのがおすすめです。

日本食材の調達術

  • Asian Market Orem: 地元のスーパーで基本的な調味料や米が手に入ります。
  • Weee!(オンライン): 重いお米や納豆、薄切り肉などは、アプリで注文して玄関まで届けてもらうのが現代の留学生の定番です。

留学準備に役立つリンク集


まとめ

オレムでの留学は、ただ英語を学ぶだけでなく、アメリカの雄大な自然と最先端のIT産業、そして独自の温かい文化に触れる絶好の機会です。住宅契約や冬の寒さなど、事前に知っておくべきポイントはありますが、それ以上に得られる「一生モノの経験」があなたを待っています。あなたの挑戦を、心から応援しています!

(リサーチ日:2026年1月5日)