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ブルックリンでの留学生活:知っておきたい6つの特徴

ニューヨークの「ベッドタウン」から、今や世界をリードするクリエイティブ・テクノロジーの拠点へと進化したブルックリン。マンハッタンとは一味違う、多様でエネルギッシュなこの街は、あなたのキャリアと人生に計り知れない刺激を与えてくれるはずです。

1. リアルな住居事情:エリア選びと「信用の壁」

ブルックリンの家賃は上昇傾向にありますが、エリアを絞れば現実的な選択肢が見えてきます。ウィリアムズバーグなどの人気エリアはスタジオで月3,500ドルを超えますが、学生に人気のベッドフォード・スタイベサント(Bed-Stuy)やブッシュウィック(Bushwick)なら、シェアハウスの一室を1,000〜1,600ドル程度で見つけることが可能です。

注意したいのは、ニューヨーク特有の「40倍ルール(家賃の40倍の年収が必要)」という審査の壁。収入のない留学生は、InsurentやThe Guarantorsといった保証人代行サービスを利用するのが一般的です。契約には家賃約1ヶ月分の手数料が必要になるため、初期費用として多めに見積もっておきましょう。

2. 治安の最新ルール:「場所」と「歩き方」でリスクを回避

「ブルックリンは危険」というイメージは過去のものになりつつありますが、エリアによって「濃淡」があるのは事実です。パークスロープなどは非常に安全な一方、ブラウンズビル(Brownsville)などは依然として高い警戒が必要です。

特に注意すべきは、電動バイク(Moped)によるスマートフォンのひったくり。歩きスマホは標的になりやすいため、屋外では控えましょう。また、物件探しの際は「家賃が安すぎる詐欺」にも注意。鍵を受け取り、契約書を交わすまで送金しないのが鉄則です。

3. 生活費の現実的なシミュレーション:自炊が成功の鍵

2026年現在、ブルックリンで「質素ながら健康的」に暮らすには、家賃を除いて月額約820〜1,300ドル(約12万〜19万円)が必要です。

  • 食費の節約: 留学生の強い味方はTrader Joe'sです。高品質な食材が他店より安く手に入ります。
  • 日本食材: 日系スーパー「Sunrise Mart」や、重い米を玄関まで届けてくれるオンラインスーパー「Weee!」を賢く活用しましょう。外食はチップを含めるとランチで15ドル〜が相場となるため、自炊をベースにした生活設計が不可欠です。

4. 24時間動く街を乗りこなす:地下鉄と自転車の活用術

2026年1月より地下鉄の運賃は1回3.00ドルとなります。決済はスマートフォンのタッチ決済「OMNY」が主流です。

  • OMNYの特典: 1週間に12回乗車すると、それ以降の乗車が無料になる「フェア・キャッピング」という仕組みがあります。
  • Citi Bike: シェアサイクルの利用も便利ですが、自前の自転車を持つ場合は、頑丈なU字ロックが必須。ブルックリンは自転車盗難が非常に多いため、防犯には細心の注意を払いましょう。

5. 多様な学びの環境:大学選びとサードプレイスの確保

ブルックリンには、世界屈指の工学部「NYU Tandon」、歴史ある「CUNY Brooklyn College」、芸術の殿堂「Pratt Institute」など、個性豊かな大学が集結しています。

キャンパス外での学習場所としておすすめなのが、ブルックリン公共図書館(Central Library)です。広大な自習スペースと無料Wi-Fiが完備されており、集中して課題に取り組めます。また、気分転換にはDUMBOにある「Brooklyn Roasting Company」などの広々としたカフェも人気です。

6. 留学生の強い味方:IDNYCと行政手続きのコツ

渡米後にぜひ申請してほしいのが、ニューヨーク市民ID「IDNYC」です。SSN(社会保障番号)がない留学生でも作成可能で、パスポート代わりの身分証明書になるだけでなく、ブルックリン美術館やMoMAなどの入場料が無料・割引になる特典があります。

なお、F-1ビザ保持者の学外アルバイトは厳格に禁止されています。不法就労はビザ取り消しのリスクがあるため、資金計画は余裕を持って立てることが成功への近道です。


ブルックリンに関する豆知識

グルメとレジャー

  • ピザの聖地: ウィリアムズバーグの「Joe's Pizza」は外せません。1スライス3ドル程度で手軽に現地の味を楽しめます。
  • 週末の息抜き: 夏にはプロスペクト公園での無料コンサート、コニーアイランドのビーチリゾートなど、低予算で楽しめるスポットが満載です。

健康と安全管理

  • 医療保険: 大学指定の保険(SHIP)は年間3,000ドル以上と高額ですが、補償は手厚いです。外部保険への切り替え(Waiver)を検討する場合は、大学側の厳しい基準を満たしているか事前確認が必要です。
  • 災害への備え: 沿岸部(DUMBOやRed Hookなど)はハリケーン時の浸水リスクがあります。「Know Your Zone」サイトで、自分の住むエリアの避難区分を確認しておきましょう。

留学準備に役立つリンク集

(リサーチ日:2026年1月6日)


まとめ

ブルックリンでの留学生活は、決して楽なことばかりではありません。高い生活費や厳しい契約社会など、現実的な壁に直面することもあるでしょう。しかし、その壁を乗り越えて得る「情報の解像度」と「多層的なネットワーク」は、あなたの将来を支える強固な武器になります。準備を万全に整えたら、あとは一歩踏み出すだけ。この刺激的な街が、あなたを待っています!