MENU

シアトル– category –

アメリカシアトル

シアトルでの留学生活:知っておきたい6つの特徴

シアトルは「エメラルド・シティ」と呼ばれ、豊かな自然とAmazonやMicrosoftといった世界的テック企業が共存する、刺激的で美しい都市です。公共交通機関が発達しており、車がなくても不自由なく生活できるため、初めての海外生活でも一歩を踏み出しやすい環境が整っています。

1. 住まいの選択:大学寮は「割高」ではない

シアトルの家賃は全米でも高めですが、留学生にとって最初の砦となるのが大学寮(On-Campus Housing)です。ワシントン大学(UW)の相部屋なら月額換算で約1,077ドル〜1,437ドル(約16.7万〜22.3万円)ほど。一見高く感じますが、ここには光熱費や高速Wi-Fi代がすべて含まれており、保証人も不要です。学外でルームシェア(月額800〜1,200ドル)を探す場合、別途光熱費やネット代がかかるため、最終的な支出は寮と大差ありません。まずは安全と利便性を買って寮に入り、現地に慣れてからシェアハウスを探すのが賢いステップです。

2. 魔法の交通パス「U-PASS」を使い倒す

ワシントン大学(UW)の学生なら、学費に含まれる「U-PASS」が最強の味方になります。これは市内のバスやライトレール(鉄道)、ストリートカーがすべて乗り放題になる魔法のカードです。一般の乗り放題パスが月額108ドルするのに対し、学生は実質月額24ドル程度と、約77%もお得。空港からのアクセスや、日本食材が揃う「宇和島屋」への買い出しもこれ一枚でOK。交通費を実質ゼロに抑えられるのは、シアトル留学の大きな特権です。

3. 全米最高水準の時給で自立を支える

「留学費用が心配……」という方に朗報なのが、シアトルの最低時給の高さです。2025年1月からは時給20.76ドル(約3,218円)と、全米でもトップクラス。留学生は学外での就労は厳禁ですが、学内でのアルバイト(週20時間まで)は認められています。週20時間しっかり働けば、月額で約1,660ドル(約25.7万円)の収入になり、家賃や生活費の大部分をカバーすることも夢ではありません。ただし、チップ文化があるため外食は「表示価格+30%」で見積もっておくのが安心です。

4. 医療費の落とし穴:「ER」と「Urgent Care」の使い分け

アメリカの医療費は驚くほど高額ですが、知識があれば守れます。風邪や軽い怪我で「ER(救急救命室)」に行くと、数千ドルの請求が来ることも。命に別状がない場合は、必ず「Urgent Care(緊急外来クリニック)」を利用しましょう。さらに、UWの学生ならキャンパス内の「Husky Health Center」を優先的に使うのが正解です。指定の学生保険(ISHIP)を使えば、四半期ごとに発生する100ドルの自己負担額(免責額)が免除されるため、年間で約400ドルも節約できます。

5. 安全への意識:局所的なリスクを避ける

「シアトルの治安は?」と不安な方も多いでしょう。実は、治安の善し悪しは地区単位ではなく「通り(ストリート)」単位で決まります。特にダウンタウンの「3rd Avenue」の一部は、地元住民も日没後は避けるエリアです。また、近年はE-bike(電動自転車)の盗難が急増しています。安価なワイヤーロックは一瞬で切られるため、頑丈な「U字ロック」の二重使いが必須。さらに、政府機関を装い「ビザに問題がある」と脅してギフトカードで支払いを求める電話は100%詐欺です。こうした具体的な手口を知っておくだけで、トラブルの多くは回避できます。

6. 学業の現実:UWのコンピュータサイエンスは超難関

シアトル留学の目玉、ワシントン大学(UW)は非常に優秀な学生が集まる「公立アイビー」の一角です。合格者の平均GPAは3.74〜3.98と極めてハイレベル。特に注意が必要なのは、留学生に人気の「コンピュータサイエンス(CS)」学部です。大学全体の合格率は約39%ですが、州外・留学生のCS学部への直接合格率はわずか「2%」という熾烈な競争です。安易に「入ってから転部すればいい」と考えるのは危険。出願段階から戦略を練る必要があります。

シアトルに関する豆知識

服装の正解は「傘よりゴアテックス」

シアトルの冬(11月〜3月)は「雨のシーズン」ですが、日本の台風のような激しい雨ではなく、しとしとと降り続く霧雨が特徴です。現地の人々はほとんど傘を差しません。風も強いため、フード付きの防水ジャケット(レインシェル)を羽織るのがシアトル流。冬は室内が暖房で乾燥しているため、脱ぎ着しやすいレイヤリング(重ね着)が基本です。

日本の味が恋しくなったら「宇和島屋(Uwajimaya)」へ

チャイナタウンにある巨大なアジア系スーパー「宇和島屋」は、留学生の聖地です。日本の調味料、お惣菜、薄切り肉、刺身、さらには紀伊國屋書店まで併設されています。ライトレール一本で行けるため、週末の買い出しに最適です。

多様性とサポート体制

シアトルはLGBTQ+コミュニティに対しても非常にリベラルで、各大学には専用のサポートセンターがあります。また、障がいを持つ学生への配慮(試験時間の延長など)も制度化されていますが、これらはすべて「申請主義」です。自分からオフィスに相談し、英文の診断書などを提示することで、手厚いサポートを受けることができます。

留学準備に役立つリンク集

※本記事のリサーチおよび為替換算は、2025年11月20日時点のデータに基づいています。

まとめ

シアトルは、しっかりとした準備と知識さえあれば、経済的にも安全面でも非常に充実した留学生活を送れる街です。全米最高水準の時給や、学生向けの強力な交通パスは、あなたの挑戦を強力にバックアップしてくれるはず。憧れのエメラルド・シティで、あなたの可能性を広げる新しい生活をスタートさせましょう!

1