レキシントンでの留学生活:知っておきたい6つの特徴
「世界の馬の首都」として知られるケンタッキー州レキシントン。美しい牧草地が広がるのどかな風景と、ケンタッキー大学(UK)を中心とした活気ある学園都市の機能が融合した、日本人にとって非常に過ごしやすい街です。
1. 住居選びは「休暇中の滞在」が落とし穴?
レキシントンでの生活で最大の支出となるのが住居費です。ケンタッキー大学の寮(オンキャンパス)は安全性が高い一方で、2ベッドルーム・スイートで月額約 $1,462(約22万円)と、地域の民間相場より割高になることも。
注意したいのが「休暇中の費用」です。多くの寮は冬休みなどの長期休暇中に閉鎖されるか、別途「Break Housing Fee」として $107 程度の追加料金が発生します。年間を通して滞在予定の方は、追加料金なしで住み続けられる「Boyd Hall」や「University Flats」を選ぶのが賢い選択です。
2. 学生証一枚で「バスが無料」になる魔法
車社会の米国ですが、レキシントンは学生にとても優しい街です。大学のIDカード(Wildcard ID)を提示するだけで、市内の公共バス「Lextran」が全路線無料で利用できます。
さらに、木・金・土の夜間(22:00〜2:00)には、学生専用の無料配車サービス「Kentucky Wildcab」が運行されています。アプリで呼べば安全に自宅まで送り届けてくれるため、夜遅くまでの勉強や交流も安心です。
3. 日本の味が恋しくなっても大丈夫
海外生活で最も不安な「食」についても、レキシントンは恵まれています。
「Dong Yang Market」や「Seoul Supermarket」といったアジア系スーパーでは、日本の調味料や米、冷凍食品が豊富に揃います。また、最近では「Weee!」などのオンラインデリバリーサービスを利用して、重いお米や日本食材を玄関先まで届けてもらう学生も増えています。自炊を基本にすれば、月 $400〜$600 程度の食費で十分に健康的な生活が送れます。
4. 治安の「格差」を知り、安全なエリアを選ぶ
レキシントンは比較的安全な都市ですが、日本とは異なり「通り一本で雰囲気が変わる」ことに注意が必要です。
留学生活の拠点には、治安が良く学生に人気の「Chevy Chase」や、静かな住宅街の「Beaumont」が推奨されます。一方で、Versailles Road沿いやCardinal Valley周辺などは犯罪発生率が高いため、家賃の安さだけで選ぶのは避けましょう。また、米国特有の「竜巻(トルネード)」への備えも重要です。毎月第1水曜日の警報テストでサイレンの音を確認しておくなど、現地のルールに慣れておきましょう。
5. 「日本人医師」がいる安心感
米国の医療費は高額ですが、ケンタッキー大学の学生健康保険(SHP)は非常に手厚い内容です。学内の診療所(UHS)を活用すれば、基本的な受診費用を抑えることができます。
心強いのは、大学病院(UK HealthCare)に小児科や内科などで日本人の医師が複数在籍している点です。言葉の壁がある中で、専門的な医療を日本語で相談できる環境があることは、他の都市にはない大きなメリットと言えるでしょう。
6. 伝統と自然を楽しむキャンパスライフ
勉強の合間には、レキシントンならではの文化を楽しみましょう。
春と秋には、世界的に有名な「キーンランド競馬場」でドレスアップしてレースを観戦するのが地元の伝統です。また、車で1時間ほどの場所には「レッドリバー・ゴージ」という壮大な自然保護区があり、ハイキングやキャンプでリフレッシュできます。学内には「JCiKS」という日本人学生会もあり、現地学生との交流や英語の練習相手を見つける絶好の場所になっています。
レキシントンに関する豆知識
行政手続きの重要ポイント
- 到着後の「iCAT」チェックイン: 米国到着後、直ちに大学のポータルサイトで入国報告をしないと、不法滞在扱いになる恐れがあります。最優先で行いましょう。
- 銀行口座の開設: 学内にある「PNC Bank」は留学生の対応に慣れており、ソーシャルセキュリティーナンバー(SSN)がなくてもパスポートと学生証で口座が作れるためスムーズです。
気候と服装の準備
ケンタッキーにははっきりとした四季があります。夏は高温多湿で日本に似ていますが、冬は氷点下まで下がり雪も降ります。建物内は冷暖房が強いため、重ね着ができる服装を準備するのがコツです。
学内でのアルバイト
F-1ビザの留学生でも、学内であれば週20時間まで働くことが可能です。時給は $11〜$13 程度で、図書館の事務補助や売店のスタッフなどの募集があります。生活費の足しにするだけでなく、生きた英語を学ぶチャンスにもなります。
留学準備に役立つリンク集
- Rates | Wildcat Living - University of Kentucky
- UK announces 2025-26 housing and dining rates | UKNow
- Apartments.com - University of Kentucky Campus Guide
- Rent.com - Rental Market Trends in Lexington, KY
- Reddit - Areas to avoid in Lexington
- Extra Space Storage - 5 Best Safe, Affordable Neighborhoods in Lexington
- Suhre & Associates - Safest and Most Dangerous Neighborhoods
- Movoto - Cost of Living in Lexington KY
- SoFi - Cost of Living in Kentucky (2025)
- UpHomes - What's the Cost of Living in Lexington, KY?
- Unbiased - What's the cost of living in Kentucky?
- Reddit - Utilities and groceries cost in Lexington
- Reddit - Best cell reception in Lexington
- MIT Living Wage Calculator for Lexington-Fayette, KY
- LEXtoday - International grocery stores around Lexington
- Weee! - Japanese Grocery Delivery
- University of Kentucky Police Department - General Statistics
- Be Ready Lexington - Outdoor Warning Sirens
- UK Transportation Services - Transit Information
- Kentucky Driver Licensing (Non-US Citizen)
- UK Student Health Plan (SHP)
- UK HealthCare - Find a Doctor
- PNC Bank - Student Banking
- UK International Center - iCAT Portal
- UK Admission Requirements
- JASK (Japan/America Society of Kentucky)
まとめ
レキシントンは、全米トップクラスの大学設備と、温かい地域コミュニティが共存する理想的な留学先です。準備には少しコツがいりますが、現地のサポート体制を賢く使えば、あなたの留学生活はきっと素晴らしいものになります。ケンタッキーの青い空の下で、新しい一歩を踏み出すあなたを応援しています!
(※本記事の情報は2025年12月21日現在のリサーチに基づいています)