MENU

タコマ– category –

アメリカタコマ

タコマでの留学生活:知っておきたい6つの特徴

「運命の街(City of Destiny)」という異名を持つワシントン州タコマ。シアトルから南へ約50kmに位置するこの街は、近年、都会の利便性と豊かな自然が融合した「ちょうどいい留学先」として注目を集めています。シアトルよりも家賃を抑えつつ、質の高い教育と温かいコミュニティの中で、あなたの新しい挑戦が始まります。

1. 居住エリアの選び方が成功の鍵

タコマでの生活基盤となる住居選びは、単なる「安さ」だけでなく「安全性」と「通学のしやすさ」のバランスが重要です。

  • ダウンタウン地区: ワシントン大学タコマ校(UW Tacoma)に通うなら、ここが最も便利。路面電車(T Line)が走り、車がなくても生活が完結します。
  • ノースエンド地区: 治安を最優先するならここ。歴史的な街並みが美しく、落ち着いて勉強に励める環境ですが、家賃はやや高めです。
  • 注意点: イーストサイド地区などは家賃が安い反面、治安面で注意が必要なブロックもあります。初めての留学なら、まずは大学の寮や、大学が推奨するエリアから探し始めるのが正攻法です。

2. 「財産犯罪」への警戒と安全対策

「タコマは怖い」という古いイメージを過度に恐れる必要はありませんが、都市型の犯罪(特に車上荒らしや空き巣)にはしっかりとした警戒が必要です。

  • 車内は空っぽに: わずか数分の駐車でも、バッグや電子機器を車内に置いてはいけません。「外から見える場所に物を置かない」のがアメリカ生活の鉄則です。
  • 夜間の移動: 午後9時以降の単独徒歩は避けましょう。大学のセキュリティによるエスコートサービスや、Uberなどのライドシェアを賢く使うことが、自分を守ることにつながります。

3. 高い最低賃金と「キャンパス内就労」のメリット

2025年現在、ワシントン州の最低賃金は時給16.66ドル(約2,500円)と全米でもトップクラスの水準です。

  • 学内バイトの活用: F-1ビザの留学生はキャンパス外でのバイトは禁止されていますが、図書館やカフェなどの「学内アルバイト」は許可されています。
  • 生活費の補助: 週20時間働けば、月額1,300ドル以上の収入も夢ではありません。これは現地の家賃の大部分をカバーできる金額であり、経済的な負担を大きく軽減してくれます。

4. 公共交通機関「ORCAカード」を使い倒す

タコマは車社会ですが、学生向けの公共交通インフラが非常に充実しています。

  • ORCAカード: バスや電車、路面電車で共通して使えるICカードです。18歳以下なら「Free Youth Transit Pass」で主要な交通機関が無料になります。
  • U-PASS: 19歳以上の大学生も、大学が提供するU-PASSを使えば、格安または無料で乗り放題に。シアトルへも急行バス(594番)や通勤列車(Sounder)で1時間弱でアクセスできるため、週末のお出かけもスムーズです。

5. 日本の味が恋しくなっても大丈夫

海外生活で不安な「食」についても、タコマ周辺は非常に恵まれています。

  • アジア系スーパーの充実: 韓国系巨大スーパー「H-Mart」では、大根や白菜、薄切り肉、日本の調味料がほぼ完璧に揃います。
  • 日系スーパー「宇和島屋」: シアトル近郊まで足を伸ばせば、日本と変わらない品揃えの日系スーパーもあり、お惣菜や日本の本も手に入ります。
  • 姉妹都市の絆: タコマは北九州市と姉妹都市であり、夏には本格的な「盆踊り」が開催されるなど、日本文化に親しみを持つ現地の人々も多いのが特徴です。

6. 「雨の街」を楽しむライフスタイル

タコマの冬は「霧雨」が長く続く独特の気候です。

  • レインギアの準備: 地元の人は傘をあまり使いません。防水性の高いフード付きジャケット(PatagoniaやThe North Faceなど)が、留学生の「制服」になります。
  • 夏は最高: 一方で、7月から9月の夏は湿度が低く、午後9時過ぎまで明るい「世界一快適」とも言われる最高のシーズンです。
  • メンタル管理: 日照時間が短い冬は、おしゃれなカフェでの勉強やインドアの趣味を見つけ、意識的に気分転換を図るのがコツです。

タコマに関する豆知識

消費税と賢い買い物のコツ

タコマの消費税は10.3%と全米でも非常に高い部類に入ります。

  • 高額商品は隣の州へ: 実は隣のオレゴン州(ポートランドなど)は消費税が0%です。パソコンなどの高額な買い物をする際は、旅行ついでにポートランドで購入するのが留学生の間では有名な節約術です。

マウントレーニアと防災

タコマのシンボルである美しい「マウントレーニア」は活火山です。

  • サイレンのテスト: 毎月第一月曜日の正午に、火山泥流(ラハール)に備えた警報サイレンのテストが行われます。「ウェストミンスターの鐘」のようなメロディが流れますが、これはテストですので安心してください。

医療費への備え

アメリカの医療費は非常に高額です。

  • 出発前に完治を: 大学指定の保険(ISHIP)に加入しますが、歯科や眼科はカバーされないことが多いです。虫歯の治療や予備のコンタクトレンズの準備は、必ず日本で済ませておきましょう。

留学準備に役立つリンク集


まとめ

タコマでの留学は、都会の刺激と落ち着いた学びの環境を、賢くコストを抑えながら手に入れられるチャンスです。初めての海外生活には不安がつきものですが、現地のルールを正しく知り、コミュニティに飛び込む勇気を持てば、タコマはあなたの「第2の故郷」になってくれるはず。あなたの挑戦を、心から応援しています!

(※本記事の情報は2026年1月8日時点のものです)