アメリカの「コンコルド」での留学生活:知っておきたい6つの特徴
アメリカには「コンコルド」という名の都市が複数ありますが、留学生に人気のカリフォルニア州(CA)とニューハンプシャー州(NH)では環境が180度異なります。都会の利便性と名門校への編入を目指すならCA、静かな環境で専門スキルを磨きコストを抑えたいならNHという、あなたにぴったりの選択肢を見極めていきましょう。
(※本記事のリサーチ情報は2025年12月18日時点のデータに基づいています。1米ドル=155.91円で換算)
1. 住居事情:寮があるか、自力で探すか
留学生活の拠点となる住居は、地域によって確保の難易度が大きく変わります。
- カリフォルニア州コンコルド(DVC周辺):大学内に寮がないため、アパートやホームステイを自力で探す必要があります。1ベッドルームの平均家賃は約$2,035(約31.7万円)と高騰しており、多くの学生は$1,150〜$1,260(約17.9万〜19.6万円)程度のルームシェアを選択しています。
- ニューハンプシャー州コンコルド(NHTI周辺):学内寮が完備されているのが最大の強みです。食事プラン込みで年間約$11,184〜$12,394(約174万〜193万円)となっており、光熱費やネット代も含まれるため、初めての留学でも安心して生活をスタートできます。
2. 「消費税」が家計に与えるインパクト
日々の買い物にかかる消費税の違いは、長期滞在において無視できない差となります。
- カリフォルニア州:消費税率は9.75%です。食料品以外には約1割の税金がかかるため、パソコンなどの高額商品を買う際は注意が必要です。
- ニューハンプシャー州:驚きの消費税0%(セールスタックス・フリー)です。教科書代や冬物衣料など、出費が重なる留学生にとって、表示価格のまま購入できるこの州の制度は非常に大きな経済的メリットです。
3. 交通手段:車が必要な環境か、電車が使えるか
現地での「足」をどう確保するかは、日々のストレスに直結します。
- カリフォルニア州:鉄道「BART」が通っており、サンフランシスコ市内まで約50分でアクセス可能です。バス網も整備されており、ICカード「Clipper Card」があれば車がなくても生活圏を広げることができます。
- ニューハンプシャー州:完全な車社会です。公共バスは平日のみの運行で、土日は全休となります。週末の買い物やレジャーには車が不可欠なため、長期滞在なら中古車の購入か、ライドシェア(Uber等)の予算確保を検討しましょう。
4. 日本食とアジア食材の入手性
慣れない海外生活で、日本の味が恋しくなるのは当然のこと。その「安心」が身近にあるかどうかも重要です。
- カリフォルニア州:アジア系スーパー「99 Ranch Market」が市内にあり、車を少し走らせれば大型日系スーパー「ミツワ」にも行けます。納豆や味噌、日本のお米が簡単に手に入るため、自炊派には最高の環境です。
- ニューハンプシャー州:本格的な日本食材店はほぼありません。アジア系の食材を求めるなら、隣町のマンチェスターや、車で1時間以上かかるボストンまで買い出しに行く必要があります。
5. 気候への適応:山火事リスク vs 厳寒の冬
アメリカの広大さを象徴するように、気候も極端に異なります。
- カリフォルニア州:地中海性気候で過ごしやすいですが、近年は山火事(Wildfire)による空気の悪化が課題です。秋口には空気質を確認するアプリが必須となります。
- ニューハンプシャー州:冬は「生存のための装備」が必要です。1月・2月は氷点下が続き、防水・防滑のスノーブーツや極寒地仕様のダウンが欠かせません。装備を揃えるのに$300〜$500程度の初期予算を見ておきましょう。
6. 教育方針:名門大学編入か、即戦力のスキルか
どちらの大学も魅力的ですが、目指すゴールが異なります。
- Diablo Valley College(DVC / CA州):「UCバークレーへの編入者数全米1位」を誇る、進学特化型。一定の成績を収めればカリフォルニア大学(UC系)への入学が保証される制度があり、高い志を持つ仲間と切磋琢磨できます。
- NHTI(NH州):看護、歯科衛生、工学技術など、実践的な職業訓練に強みがあります。留学生比率が低いため、現地の学生に囲まれて「英語漬け」の環境で学びたい方には理想的です。
アメリカの「コンコルド」に関する豆知識
治安とリスク管理
- カリフォルニア州:都市型犯罪(特に車上荒らし)に注意が必要です。車内に荷物を置いたままにしないなど、基本的な自衛が求められます。
- ニューハンプシャー州:全米でも治安が良い地域ですが、夜間は人通りが極端に少なくなります。また、地域問題としての薬物問題に対する意識は持っておくべきです。
医療サポート
- カリフォルニア州:ウォルナットクリークなどの近隣都市に日本語対応可能な医師が在籍しており、万が一の際も言葉の壁を感じずに受診できる環境があります。
- ニューハンプシャー州:日本語対応の医療機関はほぼありません。深刻な場合はボストンまで移動する必要があります。
アルバイトのチャンス
- 共通ルール:F-1ビザの場合、学内でのアルバイト(週20時間まで)が可能です。
- 時給の差:CA州は最低賃金が高く($16以上)、効率よくお小遣いを稼げますが、NH州は連邦基準($7.25〜)に近いため、収入源としてはCA州の方が有利な側面があります。
留学準備に役立つリンク集
- Revolut - Currency Converter
- Cost of Living in Concord, California - OysterLink
- International Student Housing - Colleges of Contra Costa
- Concord, NH - Niche
- International Student Admissions - NHTI
- NHTI Residence Hall Contract
- Cost of Attendance - Community College System of New Hampshire
- Tuition Rates - NHTI
- 2025 Concord, CA Sales Tax Calculator - Avalara
- 2025 Concord, NH Sales Tax Calculator - Avalara
- Mint Mobile - Phone Plans
- 99 Ranch Market
- Osaka Marketplace
- Weee! Japanese Grocery
- Katmandu Bazaar - Products
- Granite Post - International Grocery in NH
- Transportation - Diablo Valley College
- Clipper Card - County Connection
- Bicycle Safety - Concord, CA
- Concord Area Transit Guide
- Crime Rates - NeighborhoodScout (CA)
- Crime Rates - NeighborhoodScout (NH)
- Fire Hazard Zones - Concord, CA
- International Student Fees - DVC
- Health Insurance - DVC
- UC Transfer Statistics 2023-2024
- Transfer Programs - DVC
- NHTI Diversity Stats
- Social Security Number Guide - DVC
まとめ
同じ「コンコルド」という名前でも、そこにある生活は全く別物です。しかし、どちらの街を選んだとしても、現地で一歩踏み出し、異なる文化に触れる経験は、あなたの人生にとって一生モノの財産になります。費用や環境の不安を一つずつ解消して、最高の一歩を。あなたの挑戦を心から応援しています!