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アメリカロレット

ロレット(ペンシルベニア州)での留学生活:知っておきたい6つの特徴

※本記事の情報は2025年12月時点の調査に基づいています。

アメリカ・ペンシルベニア州のアルゲニー山脈に抱かれた小さな町、ロレット。セント・フランシス大学(SFU)を中心としたこの「大学町」は、大都市の喧騒から離れて学業に没頭したい日本人留学生にとって、静かで温かい最高の環境です。一方で、その地理的な特性から、事前の準備が成功の鍵を握ります。

1. 「顔の見える」親密な教育環境

セント・フランシス大学(SFU)の最大の特徴は、学生と教員の比率が約11:1という圧倒的な少人数教育にあります。1クラスの平均は17〜18人程度。教授との距離が非常に近く、英語力に不安がある留学生でも、きめ細やかなサポートを受けやすい環境です。「置いていかれる不安」を感じることなく、アットホームな雰囲気の中で着実に学問を深めることができるでしょう。

2. 全米トップクラスの治安の良さ

留学先選びで最も気になる「治安」において、ロレットは際立っています。大学の公式報告書によれば、凶悪犯罪の報告件数は「ゼロ」。夜道の強盗などを心配する必要がほとんどない、全米でも極めて稀な安全性を誇ります。注意すべきは外部の犯罪よりも、未成年の飲酒などの学則違反です。ルールを守って生活する限り、これほど安心して過ごせるキャンパスは他にありません。

3. 想像を超える「厳冬」への備え

ロレットの冬は、日本人学生にとって最大の試練かもしれません。標高が高いため、1月の平均最低気温は-8°Cまで下がり、激しい降雪と強い風に見舞われます。

「おしゃれなコート」よりも「機能的なダウン」や「防水・防滑のスノーブーツ」が必須アイテムです。路面の凍結も多いため、冬場の移動には細心の注意が必要という点に注意が必要です。

4. 「シャトルバス」が生活の生命線

公共交通機関が非常に少ないロレットでは、大学が運行するシャトルバスが唯一の移動手段となります。

週に一度、隣町の大型スーパー(Walmart)へ連れて行ってくれる「ショッピング・シャトル」は無料。このバスに合わせて一週間分の食料をまとめ買いするのが、現地の留学生の標準的なスタイルです。遠出をする際は、数日前までの予約が必要な点も覚えておきましょう。

5. リーズナブルな生活費と家賃相場

ニューヨークなどの大都市と比べ、生活コストを大幅に抑えられるのがロレットの魅力です。2ベッドルームの家賃相場が月額約$900前後と、全米平均を大きく下回ります。浮いた費用を、長期休暇中の旅行や、ピッツバーグへの買い出しに充てることが可能です。ただし、古い物件が多く冬の暖房費が高額になりやすいため、光熱費込みの物件を探すのが賢い選択です。

6. 日本食材の入手は「オンライン」が基本

町の中に日本食材店はありません。醤油や米などの基本調味料を近隣で探すのは難しく、アジア系食材専門のネットスーパー(Weee!など)やAmazonをフル活用する「サバイバル術」が求められます。
本格的な和食や薄切り肉が恋しくなったら、車で2時間のピッツバーグまで友人とドライブし、買い出しを楽しむ。そんな不便ささえも、仲間との絆を深めるイベントとして楽しめる環境です。


ロレットに関する豆知識

行政手続きと移動のコツ

  • SSN(社会保障番号)の取得: キャンパス内でアルバイトが決まったら、隣町のアルトゥーナにあるオフィスでSSNを申請できます。これは将来の身分証明にもなる重要なステップです。
  • 運転免許のすすめ: 1年以上の長期滞在なら、ペンシルベニア州の運転免許取得を検討しましょう。ID(身分証明書)代わりになり、友人の車を運転できると生活の質が劇的に向上します。

通信とスマホ事情

  • キャリア選び: ロレット周辺は山間部のため、電波の入りやすさが重要です。調査ではAT&Tが最も安定しており、カバー率も99%と優秀です。格安SIMを選ぶ際も、AT&Tの回線を利用しているものを選ぶのが無難です。

週末の楽しみ方

  • アウトドアの聖地: 車で少し北へ行けば「プリンス・ガリツィン州立公園」があります。夏はカヤック、冬はクロスカントリースキーなど、ペンシルベニアの大自然を全身で感じることができます。

留学準備に役立つリンク集


まとめ

ロレットでの留学は、都会のような華やかさはありませんが、その分、深い人間関係と静かな学修環境が手に入ります。「不便さ」を工夫で乗り越える経験は、あなたを精神的にも大きく成長させてくれるはずです。厳しい冬を越えた先にある美しい春の訪れを、ぜひ現地で体感してください。応援しています!