MENU

メアリービル– category –

アメリカメアリービル

ミズーリかテネシーか?「メアリービル」での留学生活:知っておきたい6つの特徴

アメリカには「メアリービル」という名の魅力的な学園都市が二つあります。実学重視でコストを抑えられるミズーリ州と、自然豊かで親日的なテネシー州、あなたの理想の留学生活はどちらにあるでしょうか?


1. 留学予算を左右する「生活費とアルバイト」の大きな差

留学生にとって最も切実な「お金」の問題。ミズーリ州(MO)とテネシー州(TN)では、驚くほどの差があります。

  • 家賃の安さ: ミズーリ州のアパートは約9〜12万円($600-$800)から見つかりますが、テネシー州は高騰しており15万円($1,000)以上が相場です。
  • 稼げる時給: ここが最大のポイントです。ミズーリ州の最低賃金は2025年現在、時給$13.75(約2,060円)と高く、さらに2026年には$15まで上がります。一方、テネシー州は$7.25(約1,080円)に据え置かれています。同じ時間働いても収入に約2倍の差が出るため、自力で生活費を補いたいならミズーリ州が圧倒的に有利です。

2. 「都会の利便性」か「落ち着いた孤島」か

移動手段の確保は、現地でのストレスに直結します。

  • テネシー州(MC): 空港から車でわずか10〜15分という好立地!Uberも捕まりやすく、隣町ノックスビルへも25分で行けるため、週末の買い物やリフレッシュに困ることはありません。
  • ミズーリ州(NWMSU): まさに「陸の孤島」です。最寄りの空港から車で1.5時間かかり、公共交通機関はありません。基本は大学のシャトルバスか友人の車が頼り。ただ、キャンパス内に生活のすべてが凝縮されているため、勉強に没頭したい人には最高の環境といえます。

3. 日本食へのアクセス:自炊派へのアドバイス

「日本食が恋しくなったら?」という不安への回答も異なります。

  • テネシー州: 市内にアジア食材店があり、車を少し走らせれば大型のスーパーもあります。薄切り肉や味噌、お菓子などが手に入りやすく、食生活のハードルは低めです。
  • ミズーリ州: 非常に困難です。地元のスーパーには醤油や米がある程度。本格的な食材は、車で1.5時間かけてカンザスシティまで買い出しに行くか、オンライン通販(Weee!など)を賢く活用するのが現地の日本人学生の「生き残り術」です。

4. 学びのスタイルの違い:実学 vs 教養

どちらの大学も魅力的ですが、教育のカラーがはっきり分かれています。

  • ノースウエスト・ミズーリ州立大学(MO): 「即戦力」を育てる実学重視。ユニークなのは、学費に「教科書レンタル代」と「ノートPC貸与代」が含まれていること。追加の出費を抑えてプロのスキルを学びたい人に最適です。
  • メアリービル・カレッジ(TN): 少人数でじっくり考えるリベラルアーツ教育。実は100年以上前に卒業した日本人「キン・タカハシ」の伝説が残るほど親日的な伝統があり、初めての留学でも温かく迎え入れてくれる土壌があります。

5. 気候と自然災害への備え

アメリカの自然はダイナミック。地域特有のリスクを知っておきましょう。

  • ミズーリ州: 「竜巻街道」の端に位置しており、春から初夏は注意が必要です。大学では「サイレンが鳴ったら地下へ」という避難訓練が徹底されています。冬は極寒でマイナス10度を下回ることも珍しくありません。
  • テネシー州: 四季があり、日本に近い感覚で過ごせます。国立公園の麓に位置し、ハイキングなどアウトドアを楽しめる環境ですが、夏場は日本のように蒸し暑い日が多いのが特徴です。

6. 治安と「自分を守る」ためのルール

両地域とも大都市に比べれば平和ですが、日本とは勝手が違います。

  • 財産を守る: 暴力事件よりも「車上荒らし」や「置き引き」への注意が必要です。「図書館でPCを置いて席を立つ」のは厳禁。
  • 詐欺に注意: 留学生を狙った「入国管理局(ICE)などを名乗る詐欺電話」が多発しています。公的機関が電話でギフトカードの支払いを求めることは絶対にありません。不審な電話は即座に切り、大学の留学生課に相談しましょう。

メアリービルに関する豆知識

金融インフラの準備

  • 銀行口座: 現金を持ち歩くのは避け、到着後すぐに現地口座を作りましょう。ミズーリならBank Midwest、テネシーならY-12 Federal Credit Unionなどが学生に親切です。
  • 決済: アメリカは完全なカード社会。コーヒー1杯からデビットカードで支払います。日本からはWiseなどの送金サービスを使うと手数料が抑えられます。

医療のリアル

  • 救急車は有料: 1回15万円($1,000)以上かかるのが普通です。命に関わらない場合は、友人にお願いするかタクシーを使いましょう。
  • 通訳サービス: 病院では法律により通訳を呼ぶ権利があります。"I need a Japanese interpreter." と伝えれば、電話越しの通訳を繋いでくれます。

学内の仕事(キャンパス・ジョブ)

  • 留学生も週20時間まで大学内で働けます。事務やカフェテリア、図書館など仕事は豊富ですが、特にミズーリ州立大学は「キャリアパス・プログラム」として学生雇用に非常に積極的です。

留学準備に役立つリンク集


まとめ

同じ「メアリービル」という名前でも、そこにあるのは全く異なる二つの世界です。経済的な自立を目指して実学を磨くミズーリか、豊かな自然と歴史に包まれて教養を深めるテネシーか。

どちらの道を選んでも、一歩踏み出した先には必ず新しい自分との出会いが待っています。あなたの挑戦を、私たちは心から応援しています!

※リサーチ日:2026年1月9日(データ参照:2025年12月15日時点)