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アメリカトレド

オハイオ州トレドでの留学生活:知っておきたい6つの特徴

アメリカ中西部の温かさと、落ち着いた学習環境が魅力のオハイオ州トレド。生活コストを抑えつつ、質の高い教育を受けたい日本人留学生にとって、実は「穴場」とも言える非常に現実的な選択肢です。

1. 住まいと予算:大学選びで変わる生活スタイル

トレドでの生活費は、選ぶ大学によって大きく異なります。

  • トレド大学 (UToledo): 1・2年生はキャンパス内の寮生活が義務付けられており、年間約 16,449 USD(約 255 万円)が寮費と食費の目安です。初めての海外でも、食事や住まいの心配をせずに勉強に集中できる環境が整っています。
  • オーエンズ・コミュニティ・カレッジ: 寮がないため、初めからアパートを探す必要があります。大学周辺の1ベッドルームなら月額 675 ~ 725 USD(約 10.5 万 ~ 11.2 万円)ほど。生活コストは全米平均より低めですが、自立した生活スキルが求められます。

2. 治安のリアル:留学生を狙う「詐欺」に要注意

トレド市内の主要な犯罪は減少傾向にありますが、留学生として最も警戒すべきは物理的な犯罪よりも「電話やメールの詐欺」です。
「ビザのステータスに問題がある」「税金の未払いがある」と政府機関を装い、金銭(特にギフトカード)を要求する悪質な手口が報告されています。大学の国際課(OISSS)が電話で突然お金を要求することはありません。不安な連絡が来たら、一人で悩まずにすぐ大学へ相談しましょう。

3. 医療の知恵:日本の「救急外来」感覚はNG

アメリカの医療費は高額ですが、仕組みを理解すれば怖くありません。
特に覚えておきたいのが、「Urgent Care(アージェント・ケア)」の活用です。夜間に高熱が出た際、日本の感覚でER(救急救命室)に行くと、保険があっても高額な自己負担(例:250 USD / 約 3.9 万円)が発生することがあります。命に関わらない症状なら、まずは年中無休で夜まで開いているアージェント・ケアを利用するのがスマートな節約術です。

4. 日本の味も楽しめる:自炊派に嬉しい環境

慣れない海外生活で「食」は心の支え。トレドには、地域最大級のアジアンスーパー「Kirin Asian Mart」があり、米や醤油、冷凍食品などが手に入ります。
また、オンライン配送サービスの「Weee!」を使えば、納豆や日本のお菓子も自宅に届きます。さらに、車で1時間ほど足を伸ばしてミシガン州の「One World Market」まで「日本食買い出し遠征」をするのが、現地留学生の定番の楽しみになっています。

5. 学習環境:静かな書斎は大学の外にも

大学の図書館はもちろんですが、トレドは公立図書館システムが非常に充実しています。
特にUToledo近くの「Sanger分館」は、Wi-Fi完備で静かな学習室があり、週末(日曜日)も開館している貴重なスポットです。気分転換に学外のカフェやコワーキングスペース(Toledo Tech Loftなど)を利用するのも、勉強のモチベーションを維持するコツです。

6. 交通の壁:バスとシャトルを賢く使い分け

トレドは典型的な「車社会」です。
大学の無料シャトル「The Lift」や市営バス(TARTA)で基本的な移動は可能ですが、夜間は本数が激減(90分に1本など)するため注意が必要です。
また、最大の弱点は「空港アクセス」です。最寄りのデトロイト国際空港(DTW)へは公共交通機関がなく、タクシー等で 100 USD 以上の出費になることも。日本への一時帰国などの際は、早めに友人と乗り合わせるか、民間のシャトルを予約する計画性が欠かせません。


トレドに関する豆知識

天気のサインを覚えよう

トレドは「竜巻(トルネード)」が発生しやすいエリアです。毎月第1金曜日の正午に、テストのためのサイレンが鳴ります。最初は驚くかもしれませんが、これは避難訓練の一部。本番のサイレンが鳴った際に「窓のない部屋や地下へ逃げる」というルールを覚えておくだけで、安心感が違います。

芸術がすぐそばにある暮らし

トレド美術館(Toledo Museum of Art)は、世界クラスのコレクションを誇りながらなんと「入場無料」です。大学のシャトルバスで行ける距離にあり、勉強に行き詰まった時のリフレッシュ場所としてこれ以上の環境はありません。

自転車は「車両」です

自転車で移動する場合、オハイオ州法では自転車は車と同じ「車両」とみなされます。歩道ではなく車道の右側を走るのが基本。夜間のライト装着は法律で義務付けられており、安全と罰金回避の両面で必須アイテムです。


留学準備に役立つリンク集


まとめ

トレドでの留学生活は、派手さこそありませんが、地域の人々の温かさと落ち着いた環境の中で「自分を磨く」には最高の場所です。英語力や治安に不安があるかもしれませんが、大学のサポート(OISSS)や現地の日本人コミュニティを頼れば、きっと充実した日々が待っています。あなたの新しい挑戦を、心から応援しています!

(リサーチ日:2024年11月10日)