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アメリカサンマルコス

サンマルコスでの留学生活:知っておきたい6つの特徴

アメリカ留学を調べていると必ず突き当たるのが、「サンマルコス」という地名の謎。実はテキサス州とカリフォルニア州、2つの場所に全く個性の異なる「サンマルコス」が存在します。どちらを選ぶかで予算、移動手段、そして得られる体験が180度変わるため、自分の理想にぴったりの「サンマルコス」を見極めることが成功への第一歩です。

(※為替レート:1 USD = 155 JPY、2025年11月20日時点のリサーチ内容に基づきます)


1. 予算を左右する「家賃」:テキサスはカリフォルニアの約半分!

留学生活で最大の支出となる住居費には、驚くほどの差があります。

  • テキサス州 (TX): 1ベッドルームの平均家賃は約 1,071 〜 1,214 ドル(約 16.6万 〜 18.8 万円)。学生向けの供給が多く、比較的物件を見つけやすいのが魅力です。
  • カリフォルニア州 (CA): 同じ条件で約 2,323 〜 2,445 ドル(約 36.0万 〜 37.9 万円)と、テキサスの2倍以上の予算が必要です。

アドバイス: 「とにかくコストを抑えたい」ならテキサスですが、カリフォルニアは「North City」と呼ばれる新しい開発エリアに住めるメリットがあります。予算と生活の質、どちらを優先するか慎重に検討しましょう。

2. 治安のリアル:公式データが示す大きな違い

日本人留学生にとって最も気になる治安。連邦法(Clery Act)に基づく大学公式の犯罪統計には顕著な差が出ています。

  • テキサス州立大学 (TXST): 学生数が3.4万人と多いためか、性的暴行や侵入窃盗の報告数が一定数あります。特に2024年は学生寮内での窃盗が急増している点に注意が必要です。
  • カリフォルニア州立大学サンマルコス校 (CSUSM): 「カリフォルニアで最も安全な大学の一つ」と評される通り、主要犯罪の報告数が極めて少なく、統計上は非常に安定しています。

アドバイス: どちらの都市でも「夜の一人歩き」は厳禁ですが、テキサスを選ぶ場合は、大学が提供する夜間送迎サービス(Bobcat Safe Rides)を積極的に活用するなどの自己防衛がより重要になります。

3. 「車の有無」が決める日常のフットワーク

アメリカは車社会ですが、この2都市では公共交通の充実度が天と地ほど違います。

  • テキサス (TX): 典型的な車社会。市バスは土日祝が運休、平日も18時までしか走りません。車がないと、週末の買い物すら一苦労する「陸の孤島」になるリスクがあります。
  • カリフォルニア (CA): キャンパス内に鉄道駅(SPRINTER)があり、学生は格安のパス(1学期160ドル)で電車・バスが乗り放題になります。車を持たずにサンディエゴの市街地やビーチへ遊びに行けるのは大きなメリットです。

アドバイス: 「車を買う予算はないけれど、アクティブに動きたい」という方は、カリフォルニアの方が圧倒的にストレスフリーな生活を送れます。

4. 学びのスタイル:大規模総合大学 vs 実践型中規模校

  • テキサス州立大学 (TXST): 3.4万人を抱えるマンモス校。心理学やビジネスが人気で、まさに「アメリカの大学」という活気あふれるキャンパスライフが楽しめます。
  • カリフォルニア州立大学サンマルコス校 (CSUSM): 約1.5万人の中規模校。バイオテクノロジーやコンピュータサイエンスなどSTEM分野に強く、卒業後のキャリア形成(社会的流動性)で全米トップクラスの評価を受けています。

アドバイス: 多様な友人と出会い、大学の規模感を楽しみたいならテキサス。特定の専門スキルを磨き、卒業後の米国就職も見据えるならカリフォルニアがおすすめです。

5. アルバイトと時給:生活費をどう補うか

F-1ビザの留学生は、週20時間まで学内アルバイトが可能です。ここで重要になるのが州の「最低時給」です。

  • テキサス州: 時給 7.25 ドル(約 1,124 円)。
  • カリフォルニア州: 時給 16.00 ドル(約 2,480 円)。

アドバイス: カリフォルニアの物価は高いですが、時給も2倍以上。学内バイトをフルに活用すれば、高い生活費の一部を賢くカバーできる可能性があります。

6. 気候とレジャー:川遊びか、それともビーチか

  • テキサス (TX): 夏は40℃を超える酷暑ですが、透明度の高いサンマルコス川でのリバー・チュービング(浮き輪での川下り)は最高のアクティビティです。
  • カリフォルニア (CA): 一年中温暖で乾燥した地中海性気候。ビーチまで車や電車ですぐの距離にあり、サーフィンやハイキングを日常的に楽しめます。

アドバイス: テキサスは「杉花粉」が非常に多いため、花粉症がひどい方は注意してください。一方、カリフォルニアは紫外線が非常に強いため、サングラスと日焼け止めが1年中の必須アイテムになります。


サンマルコスに関する豆知識

日本食材の調達術

両都市とも、市内に日系スーパーはありません。しかし、工夫次第で日本の味を楽しめます。

  • テキサス: 大学が隔週で運行する「オースティン行きバス」を利用して、H Martなどのアジア系スーパーへ買い出しに行くのが学生の定番です。
  • カリフォルニア: 週末に電車でサンディエゴの「Convoy Street」エリアへ行けば、ミツワやニジヤなどの日系スーパーでほぼ何でも揃います。

知っておきたいビザと就労の「12ヶ月ルール」

専門分野の実習であるCPT(インターンシップ)をフルタイムで12ヶ月以上行うと、卒業後の就労許可(OPT)が取れなくなるという落とし穴があります。特にCSUSMでSTEM専攻(最大3年の就労が可能)を選ぶ方は、このルールを念頭に置いたキャリアプランを国際課のスタッフと相談しましょう。

入居初日の「儀式」

オフキャンパスでアパートを借りる際、退去時にデポジット(敷金)を不当に差し引かれるトラブルが多発しています。入居したその日に、壁の傷や汚れをすべて写真・動画に収め、日付入りで管理会社に送りつけるのが「自分の身を守る」鉄則です。


留学準備に役立つリンク集


まとめ

テキサスの広大な空と活気あるマンモス校、カリフォルニアの青い海と安全で便利なキャンパス。同じ「サンマルコス」という名前でも、そこには全く違う留学生活が待っています。

「自分がアメリカで何を一番大切にしたいか?」を改めて自分に問いかけてみてください。予算を抑えて車社会に飛び込むのも、少し高い家賃を払ってでも利便性と安全を手に入れるのも、どちらも正解です。あなたが選んだその一歩が、人生最高の冒険になることを心から応援しています!

(リサーチ日:2025年11月20日)