MENU

ポートランド– category –

アメリカポートランド

ポートランドでの留学生活:知っておきたい6つの特徴

「バラの街」として知られるオレゴン州ポートランド。豊かな自然とユニークな文化が融合し、全米でも「住みたい街」として常に上位にランクインするこの街は、留学生にとっても非常に魅力的な選択肢です。環境への意識が高く、親切な人々が多いこの地で、あなたの新しい挑戦を始めるためのガイドをお届けします。

※為替レート:$1 USD = 150.00 JPY(2025年11月15日基準)


1. 賢い学校選びが「ビザ申請」の鍵を握る

ポートランドへの留学を考える際、最初に向き合うのが「学費とビザ」の問題です。
例えば、ポートランド州立大学(PSU)のような4年制大学はサポート体制が非常に充実していますが、ビザ申請に必要な「残高証明(I-20記載額)」は年間約759万円($50,571)と高額です。
一方、ポートランド・コミュニティ・カレッジ(PCC)は約516万円($34,400)からスタートできます。
「2+2編入プログラム」を利用して、最初の2年を費用を抑えたPCCで学び、その後PSUなどへ編入するのは、財政的なハードルを下げつつ学位を目指す非常に現実的で賢い戦略です。

2. 渡航タイミングと住居確保の「30日ルール」

F-1ビザには、授業開始日の「30日前」からしか入国できないという厳格なルールがあります。
これが現地の住居探しを少し難しくさせます。例えば、民間のアパートを内見して契約したいと思っても、入国できるのが開始直前になるため、短期の仮住まいが必要になるケースが多いのです。
初めての留学であれば、手続きがシンプルで、光熱費やWi-Fiも家賃に含まれている大学寮(On-Campus Housing)を1年目の拠点にするのが、最も安全でスムーズなスタートを切る秘訣です。

3. 高額な医療費から身を守る「学内クリニック」の活用

アメリカの医療費は驚くほど高額ですが、留学生には「最強の味方」がいます。それが大学のSHAC(学内保健センター)です。
ポートランドの主要大学では指定保険への加入が義務付けられていますが、体調を崩した際にまずSHACへ行くことで、自己負担(免責金)を発生させずに診療を受けられる仕組みになっています。
いきなり街の病院へ行くと、保険に入っていても数万円単位の請求が届くことも。救急以外は「まず学内クリニックへ」というルールを、必ずノートに書き留めておきましょう。

4. 公共交通の利便性と「自転車盗難」への厳戒態勢

ポートランドは公共交通機関「TriMet」が非常に発達しており、学生パス(Student Transit Pass)を使えば格安で市内のバスや電車(MAX)が乗り放題になります。
一方で、「自転車の街」としても有名ですが、残念ながら自転車盗難のリスクは全米最悪レベルです。
現地で自転車を利用するなら、安価なワイヤーロックは「鍵をかけていない」のと同じ。最低でも7,500円($50)以上の頑丈な「U字ロック」を2個使い、車体と車輪をがっちり固定するのがポートランドでの常識です。

5. 将来のキャリアを左右する「STEM専攻」の戦略

卒業後にアメリカで働きたいと考えているなら、専攻選びが運命を分けます。
通常、卒業後の就労許可(OPT)は1年間ですが、サイエンス、テクノロジー、工学、数学といった「STEM分野」に指定された専攻であれば、最大3年間(36ヶ月)まで延長可能です。
PSUのビジネススクールでも「ビジネス・アナリティクス」などSTEM指定の学位を提供しており、就職チャンスを3倍に増やすことができます。学びの内容だけでなく、「卒業後のビザの優位性」も視野に入れて専攻を選びましょう。

6. 季節で変わる「雨季の過ごし方」と「空気の質」

ポートランドの気候は独特です。10月から5月までは「Rainy Season」と呼ばれ、シトシトとした霧雨が長く続きます。現地の人々は傘をささず、防水性の高いフード付きアウターで軽快に歩くのがスタイル。
また、近年の注意点は夏の「山火事(Wildfire)」による大気汚染です。8月から9月にかけて空気が不健康なレベルになることがあるため、AQI(空気質指数)をチェックするアプリを入れ、高性能なN95マスクを準備しておくのが、現代のポートランド留学生の必須スキルです。


ポートランドに関する豆知識

豊かな食文化「フードカート・ポッド」

ポートランド名物といえば、街のあちこちにある「フードカート(屋台)」。PSUキャンパス内にも多くのカートが集まる場所があり、$10〜$15程度で世界各国の本格的な料理を楽しめます。ランチ代を抑えつつ、多国籍な味を体験できる留学生の強い味方です。

日本食材も安心!「宇和島屋(Uwajimaya)」

日本が恋しくなったら、郊外のビーバートンにある巨大スーパー「宇和島屋」へ。刺身や調味料、お弁当、さらには日本の書籍まで揃います。また、市内の「H Mart(韓国系スーパー)」でも多くの日本食材が手に入るため、自炊派の方も安心です。

変化するチップ文化

オレゴン州では、ウェイターなどのサービス職にも州の最低賃金(約2,400円〜)が100%支払われていますが、それでもレストランでは20%前後のチップを渡すのがマナーです。カフェやフードカートでも端末でチップを求められることが増えており、外食時は「メニュー価格+20%」を予算として考えておきましょう。


留学準備に役立つリンク集


まとめ

ポートランドは、しっかりとしたリサーチと準備さえあれば、学びと生活の両面であなたを大きく成長させてくれる街です。現地のルールを知ることは、不安を安心に変える第一歩。あなたのポートランド留学が、人生最高の冒険になることを心から応援しています!

(リサーチ日:2025年11月15日)

1