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ストラトフォード・アポン・エイヴォンでの留学生活:知っておきたい6つの特徴

シェイクスピアの故郷として知られるストラトフォード・アポン・エイヴォンは、中世の面影を残す美しい景観と、世界最高峰の学術環境が共存する町です。大都市の喧騒を離れ、英国文化の神髄に浸りながら学びたい人にとって、これ以上ない魅力的な舞台となるでしょう。

1. 2025年からの新常識「eVisa」への完全移行

2025年に渡英する際、最も注意すべきなのがビザのデジタル化です。これまでの物理的なカード(BRP)は廃止され、スマートフォンやPCで自身の在留資格を証明する「eVisa」システムへと完全に移行しました。
家を借りる際やアルバイトを始める際、以前のようにカードを見せるのではなく、オンラインで「シェアコード」を発行して相手に提示するというデジタル操作が必須となります。渡航前に必ず自身のUKVIアカウントが正しく設定されているか確認し、現地での行政手続きに備えましょう。

2. 観光地ならではの住宅事情と「保証人」の壁

ストラトフォードは世界的な観光地であるため、長期滞在向けの物件が少なく、家賃相場は高めです。中心部のスタジオ(ワンルーム)だと月額1,175ポンド(約23.5万円)を超えることも珍しくありません。
多くの留学生は、月額350〜700ポンド程度のシェアハウス(HMO)を選択しています。ここで最大の難関となるのが「英国在住の連帯保証人」です。日本人の学生には難しいため、家賃の半年分を前払いするか、「RentGuarantor」などの民間保証代行サービスを利用する準備をしておくとスムーズです。

3. スーパーの使い分けが節約の鍵

英国の物価高は続いていますが、賢く買い物を選べば生活費は抑えられます。ストラトフォード市内には、価格帯の異なるスーパーが揃っています。

  • Waitrose / M&S: 品質は最高ですが価格も高め。自分へのご褒美や、日本食材を少し探したい時に便利です。
  • Tesco / Morrisons: 標準的な価格帯。日常の買い物はここがメインになります。
  • Aldi / Lidl: ドイツ系のディスカウント店。野菜や肉などの基本食材が驚くほど安く手に入ります。
    これらを使い分けることで、週40〜60ポンド程度の食費で健康的な自炊生活を送ることが可能です。

4. 地域医療(NHS)と救急時の行動計画

英国の医療費は、ビザ申請時に支払う保険料(IHS)によって原則無料ですが、事前の準備が不可欠です。到着後すぐに近隣のGP(一般開業医)に登録してください。
特に注意が必要なのは、ストラトフォード病院には24時間対応の救急外来(A&E)がない点です。夜間の急病や大きな怪我の際は、車で約20分の「ウォリック病院」へ行く必要があります。また、歯科(NHS枠)の予約は非常に取りにくいため、日本にいる間に歯科検診を済ませておくことを強くおすすめします。

5. 「16-25 Railcard」で賢く移動

ストラトフォードは平坦な町なので自転車移動が快適ですが、週末にロンドンやバーミンガムへ足を伸ばすなら鉄道が便利です。
学生なら必ず「16-25 Railcard」(年間30ポンド)を購入しましょう。これがあれば、英国内の鉄道運賃が1/3割引になります。バーミンガムまでは電車で約50分。日本食が恋しくなった時の買い出しや、大都市の刺激を受けに行くのも、このカードがあればぐっと身近になります。

6. シェイクスピア研究の「聖地」という特権

バーミンガム大学シェイクスピア研究所(Mason Croft)を擁するこの町は、研究者にとって夢のような環境です。18世紀の邸宅を改装した校舎、ルネサンス演劇の膨大なコレクションを誇る図書館など、歴史の一部として生活する感覚を味わえます。
毎週開催されるセミナーは、世界中の学生と議論を交わす絶好の場。観光客が帰った後の静かな夕暮れ時、エイヴォン川沿いを散歩しながら学問に思いを馳せる時間は、この町でしか得られない一生の財産になるはずです。


ストラトフォード・アポン・エイヴォンに関する豆知識

日本食材の調達ガイド

町の中には本格的なアジア系スーパーはありませんが、近隣都市を賢く利用しましょう。

  • レミントン・スパ (Leamington Spa): 電車で30分の距離にある「K W Oriental」では、薄切り肉や納豆、多様な調味料が揃います。
  • コベントリー (Coventry): 「Seoul Plaza」は韓国・日本食材が非常に充実しており、定期的な買い出しに最適です。
  • オンライン: 重いお米や調味料は「Japan Centre」などの通販を利用するのが一般的です。

洪水リスクへの備え

美しいエイヴォン川ですが、大雨の際には一部エリアで洪水リスク(Flood Zone 3)があります。川沿いの1階(Ground Floor)の物件を検討する場合は、過去の浸水履歴を確認し、洪水警報のアラートに登録しておくと安心です。

コミュニティの作り方

日本人居住者が少ないため、孤独を感じることもあるかもしれません。そんな時は、バーミンガム大学やウォーリック大学の「Japan Society(日本文化サークル)」を覗いてみてください。現地の学生や日本に興味を持つ友人と繋がるきっかけになります。


留学準備に役立つリンク集


まとめ

ストラトフォード・アポン・エイヴォンでの留学は、教科書の中の歴史が日常として息づく特別な体験です。生活費やデジタルのビザ手続きなど、最初は戸惑うこともあるかもしれませんが、一歩踏み出した先には、美しい景観と深い学びが待っています。あなたの挑戦を、心から応援しています!

(※リサーチ日:2025年12月11日)