ポーツマスでの留学生活:知っておきたい6つの特徴
英国唯一の島嶼都市(アイランド・シティ)であるポーツマスは、海に囲まれた開放的な雰囲気と、ロンドンに次ぐ人口密度が生み出す利便性が共存するユニークな街です。ロンドンより遥かにリーズナブルな生活費で、質の高い英国生活を送れる「穴場」の留学先。2026年の最新事情を踏まえた、後悔しないための6つのポイントを編集長が解説します。
1. ロンドンより約6割も安い!?家計に優しい家賃相場
ポーツマス留学の最大のメリットは、生活コストの圧倒的な低さです。家賃相場はロンドンと比較して約58%も安く、経済的なゆとりを持って学生生活を送ることができます。
- 家賃の目安: シェアハウス(HMO)なら月額£400〜£550(約8万〜11万円)程度で見つかります。
編集長のアドバイス: 浮いた予算で、週末にフェリーでフランスへ渡ったり、イングランド南部の美しい田舎町を旅したりと、留学の体験価値を最大化できるのがポーツマスの魅力です。
2. 初めての滞在なら「大学寮」が安心への近道
慣れない土地での住まい探しに不安があるなら、初年度は大学寮(Halls of Residence)を強くおすすめします。
- ここを楽しめる環境: 大学寮は、電気・ガス・水道・Wi-Fiの料金がすべて家賃に含まれています。2025年以降も続くエネルギー価格の変動を気にせず、定額で安心して暮らせます。
- セキュリティ: 多くの寮には24時間体制のセキュリティがあり、Catherine Houseのような最新の寮にはジムや学習スペースも完備されています。
3. 2026年の新常識!完全デジタル化した「eVisa」
2026年に滞在する皆さんが最も注意すべきは、在留資格の証明方法です。かつてのプラスチック製カード(BRP)は完全に廃止されました。
- 実務的な対応: あなたのビザ情報はすべてオンライン上の「eVisa」で管理されます。部屋を借りる際やアルバイトを始める際は、スマホから発行する「シェアコード(Share Code)」を相手に提示するだけでOK。
編集長のアドバイス: 物理カードを紛失する心配はありませんが、UKVI(移民局)のアカウント管理と、スマホの充電確保が「身分証明の生命線」になることを覚えておきましょう。
4. 進化する交通網「バスアプリ」の必須化
ポーツマスの主要な足であるバス(First Bus)は、2025年秋から利用システムが大きく変わりました。
- ここがポイント: 大学の循環バス(U1/U2)を含む多くの路線で、専用アプリによるデジタルパスの提示が必須となっています。
- 学割を使い倒す: 16-25 Railcard(鉄道1/3割引)と併せて、バスの学生用年間パス(StudentRider)をアプリで購入しておけば、島内の移動が驚くほどスムーズかつ安価になります。
5. 日本人泣かせの「超硬水」と乾燥対策
ポーツマスの水道水は、石灰岩の地層を通って汲み上げられる「超硬水(Very Hard Water)」です。日本の軟水に慣れた私たちには、これが意外な盲点になります。
- 対策グッズ: 飲み水には「ブリタ(Brita)」などの浄水ポットが必須です。また、洗髪後に髪がゴワついたり、肌が乾燥したりしやすいため、現地で硬水対応のシャンプーや高保湿クリームを早めに調達しましょう。
- 家電の注意点: 電気ケトルに白い石灰(ライムスケール)がすぐに溜まります。故障を防ぐため、クエン酸などでの定期的な掃除が不可欠です。
6. 心強い「Japanese Society」とキャリア支援
「日本人ばかりで固まりたくないけれど、困った時は助け合いたい」というニーズに応えるのが、大学内の日本文化サークル(Japanese Society)です。
- コミュニティ: 日本人留学生だけでなく、日本に興味を持つ多国籍な学生が集まるため、英語で交流しながら情報交換ができます。
- 仕事探し: ポーツマス大学は就職支援に非常に熱心で、「Seven Steps to Success」という独自のキャリア構築プログラムがあります。学内のアルバイト(Student Ambassador)などは学業との両立がしやすく、生活費を補う良いチャンスです。
ポーツマスに関する豆知識
人気エリアと治安の目安
- Southsea(サウスシー): 海に近く、おしゃれなカフェやバーが集まる学生に一番人気のエリアです。
- Gunwharf Quays(ガンワーフ・キーズ): アウトレットモール直結の再開発エリア。セキュリティ抜群ですが、家賃は市内最高クラスです。
- 注意点: Somerstownの一部やFratton周辺は、夜間の独り歩きには注意が必要です。物件探しの際は「駅から自宅までの道が明るいか」を必ずチェックしてください。
医療と日本語サポート
英国の医療(NHS)は登録制です。到着後すぐに地元の診療所(GP)に登録しましょう。診察時に英語が不安な場合は、法的権利として「日本語通訳(Language Line)」を無料でリクエストできます。遠慮せずに申し出ることが、健康を守る第一歩です。
週末は「ホバークラフト」で小旅行
ポーツマスのSouthseaからは、世界でも珍しい商用ホバークラフトが運行しています。わずか10分で対岸のワイト島(Isle of Wight)へ。学生割引を使えば安く行けるので、リフレッシュに最適です!
留学準備に役立つリンク集
- University of Portsmouth - Halls of residence (大学寮)
- Yugo - Catherine House (民間提携寮)
- University of Portsmouth - Tuition & Living Costs (学費・生活費)
- Leverage Edu - Cost of Living in Portsmouth (地域コスト比較)
- London Stays - Portsmouth Crime Rate 2025 (治安統計)
- GOV.UK - Updates on eVisa (デジタルビザ最新情報)
- First Bus - Portsmouth Fares & Tickets (バス運賃)
- Wightlink - Railcard savings (フェリー割引)
- Hovertravel - Student Discounts (ホバークラフト学割)
- University of Portsmouth - Careers and Employability (キャリア支援)
- UPSU - Japanese Society (日本文化サークル)
(注:本記事の情報は2025年12月11日時点の調査データに基づいています)
まとめ
ポーツマスは、大都市の利便性と海辺のリゾートらしいリラックスした空気が絶妙にブレンドされた街です。2026年からのデジタルビザ対応やバスアプリの活用など、事前の準備をしっかりしておけば、これほどコストパフォーマンス良く、かつ充実した留学生活を送れる場所は他にありません。あなたの新しい挑戦を、心から応援しています!