ウィルトシャーでの留学生活:知っておきたい6つの特徴
英国南西部に位置するウィルトシャー州は、世界遺産ストーンヘンジを擁する歴史的な美しさと、穏やかな田園風景が広がる「古き良き英国」を感じられる場所。都会の喧騒を離れ、落ち着いた環境で実学を重んじる「ウィルトシャー・カレッジ&ユニバーシティ・センター(WCUC)」での学びは、あなたのキャリアに新たな彩りを与えてくれるはずです。
1. 実践的な学びの拠点:WCUCのキャンパスライフ
ウィルトシャーでの学びの中心となるウィルトシャー・カレッジ(WCUC)は、専門性に特化した4つの主要キャンパスに分かれています。例えば、ソールズベリーでは芸術や科学、ラックハムでは広大な農場を活用した農業や動物管理といった、現場に近い「生きた知識」を学べるのが最大の特徴です。
- 留学生へのアドバイス: 提携先のオックスフォード・ブルックス大学などの学位も取得可能なため、カレッジのアットホームなサポートを受けつつ、名門校の称号を得られる「いいとこ取り」の環境です。
2. 住まい選びの戦略:大学寮 vs 民間シェアハウス
ウィルトシャーの平均家賃は約203,190円(£1,042 / 2025年基準)と、ロンドンに比べれば割安ですが、上昇傾向にあります。初年度は光熱費やWi-Fiが含まれ、24時間サポートがある大学寮(ソールズベリーやラックハム)を強くおすすめします。
- 留学生へのアドバイス: 民間で探す場合、英国在住の保証人を求められますが、多くの学生は「Housing Hand」という保証人代行サービスを使い、家賃の分割払いを実現しています。まずは大学寮を第一候補に、早めのリサーチを!
3. 現実的な生活予算:月額19万〜27万円のシミュレーション
家賃を含めた月間の生活費は、約191,100円〜269,100円(£980 - £1,380)が目安。TescoやAldiといった地元スーパーでの自炊を基本にすれば、食費は月5万円程度に抑えることが可能です。
- 留学生へのアドバイス: 英国のパブ文化を楽しみたいスウィンドンなどは、パイント(ビール)代が全英平均より安いことも。自炊を徹底しつつ、たまの息抜きに地元のパブへ飛び込んでみるのも留学の醍醐味です。
4. 交通ネットワーク:Railcardを味方につける
ウィルトシャーは「交通の要衝」でもあります。スウィンドンからロンドンまでは鉄道で最短50分。週末の都心への外出も非常にスムーズです。
- 留学生へのアドバイス: 16-25歳(または26歳以上のフルタイム学生)なら必須の「16-25 Railcard」を約5,850円(£30)で購入しましょう。鉄道運賃が1/3割引になり、ロンドン往復数回で元が取れます。
5. 治安と安全:英国屈指の「低犯罪率」エリア
ウィルトシャー警察管轄内は、統計的に「英国で最も犯罪率が低い地域」の一つとして評価されています。夜間の独り歩きを控えるといった基本を守れば、非常に安全で穏やかな生活が送れます。
- 留学生へのアドバイス: スウィンドンなど一部の都市部では、避けるべきエリア(地元の通称「4つのP」など)が明確です。物件探しの際に学校のスタッフや現地の友人に「ここは安全?」と一言確認するだけで、リスクは劇的に下げられます。
6. 日本の味とコミュニティ:意外な入手ルート
大きな日系スーパーはありませんが、スウィンドンの「Mini Siam」などのアジア系商店で醤油や麺類が手に入ります。また、英国全土をカバーするオンライン通販「Japan Centre」などを使えば、納豆や日本米も翌日には届きます。
- 留学生へのアドバイス: スウィンドンには「Nobinobi(のびのび)」という日本人の集まりもあり、地域のネットワーク作りも可能です。近隣のバースやブリストルまで足を伸ばせば、より活発な日本ソサエティに出会えます。
ウィルトシャーに関する豆知識
嬉しい「軟水」エリア
英国の多くは「硬水」ですが、ウィルトシャーは比較的「軟水」に近い地域です。日本人の髪や肌へのダメージが少なく、日本茶も美味しく淹れられるのは、隠れた大きなメリットです。
聖地巡礼? Castle Combe
「英国で最も美しい村」と称されるキャッスル・クームは、日本のアニメ『きんいろモザイク』の舞台。多くの日本人観光客が訪れるため、現地の人々は日本人に非常に友好的です。
2026年の最新ビザ事情
2026年現在、滞在許可証(BRP)は完全にデジタル化された「eVisa」へ移行しています。スマホの「UK Immigration: ID Check」アプリでの管理が必須となるため、渡航前に設定を確認しておきましょう。
歯科治療の落とし穴
英国の公共医療(NHS)は原則無料ですが、歯医者だけは予約が非常に取りにくく、プライベート診療は高額です。渡航前に、日本で完全に治療を済ませておくことを強く推奨します。
留学準備に役立つリンク集
- Housing prices in Wiltshire - Office for National Statistics
- Performing and Production Arts - WCUC
- Wiltshire College & University Centre Financial Statements
- Salisbury Accommodation - WCUC
- Lackham Accommodation - WCUC
- Student Accommodation in Swindon - Rightmove
- Guarantor Service | Housing Hand
- Council tax property exemptions - Wiltshire Council
- Stagecoach Bus Route 49 (Swindon - Avebury)
- Salisbury Reds Bus Tickets
- Wiltshire Railcards
- Japan Centre Online
- Oriental Mart Online
- Nobinobi Kodomo no Bunko
- Wiltshire Police Crime Stats
※リサーチ日:2025年12月11日(1 GBP = 195.00 JPY にて換算)
まとめ
ウィルトシャーは、深い歴史と現代の利便性が調和した、学習に没頭するには最高のロケーションです。生活費の上昇やビザのデジタル化といった課題はありますが、事前の準備さえしっかり行えば、ストーンヘンジの夕日を眺めながら過ごす日々は、あなたの人生でかけがえのない宝物になるはずです。一歩踏み出すあなたを、心から応援しています!