ダンディーでの留学生活:知っておきたい6つの特徴
スコットランド東海岸に位置するダンディーは、「スコットランドで最も日照時間が長い街」として知られる、非常に活気ある学生都市です。ロンドンやエディンバラに比べて生活費を抑えつつ、質の高い教育と豊かな自然を享受できる、日本人留学生にとってまさに「穴場」といえる魅力的な選択肢です。
1. 22歳以下はバス無料!圧倒的な「生活コストの低さ」
ダンディー留学の最大のメリットは、お財布への優しさです。特に注目したいのが、スコットランド政府の施策。22歳未満であれば「Young Scot National Entitlement Card」を取得することで、スコットランド全土のバスがなんと完全無料になります!さらに、2025年4月からは英国の最低賃金が時給£12.21(約2,380円)に引き上げられるため、アルバイトをしながら経済的に自立した生活を送ることも夢ではありません。
2. 2025年からの「デジタル・ビザ」完全移行
2025年に渡航する皆さんが直面する最大の変更点は、ビザのデジタル化(eVisa)です。従来のプラスチック製カード(BRP)は廃止され、スマホで自分のステータスを証明する時代になりました。
- 編集部からのアドバイス: 家を借りる際やアルバイトを始める際は、オンラインで「シェアコード」を発行して相手に提示します。最初は戸惑うかもしれませんが、スマホ一つで完結するので慣れれば非常にスムーズです。渡航前にUKVIアカウントの設定をしっかり済ませておきましょう。
3. スコットランドならではの「柔軟な賃貸ルール」
ダンディーでの住まい探しは、イングランドよりも自由度が高いのが特徴です。スコットランド独自の「Private Residential Tenancy (PRT)」という制度により、賃貸契約に固定期間がなく、学生側は28日前の通知だけでいつでも解約が可能です。
- ここを楽しめる環境: 人気の居住エリアは、大学キャンパスに近くカフェやパブが充実した「ウェスト・エンド(West End)」。もし途中で「もっと静かな海辺に住みたい」と思っても、この柔軟な契約制度のおかげで、比較的簡単に引っ越しを検討できるのが嬉しいポイントです。
4. 日本人に嬉しい「軟水」と「無料の処方箋」
英国留学で日本人が悩まされがちなのが、硬水による肌荒れや髪のパサつきです。しかし、ダンディーの水は日本と同じ「軟水」!シャンプーの泡立ちも良く、お米も美味しく炊き上がります。
さらに驚くべきは、スコットランドでは医師から処方される薬代が無料であること(イングランドは有料)。慣れない土地での健康管理に不安を感じる方にとって、これほど心強い制度はありません。
5. 「サニー・ダンディー」と冬の過ごし方
「スコットランド=雨」というイメージを覆すのがダンディーです。年間日照時間が約1,500時間と、国内で最も晴れが多い街として親しまれています。
- 注意が必要な点: 晴れてはいても、海風が強いため体感温度は低めです。また、冬場は午後3時半には日が暮れてしまいます。高品質な防風・防水ジャケットを1着用意し、暗い冬の間はビタミンDのサプリを摂るのが、現地で元気に過ごす「通」の知恵です。
6. ゲームから医学まで、尖った「学びの環境」
ダンディーには、世界的に評価の高い2つの大学があります。「ダンディー大学」は生命科学やデザイン分野で全英トップクラスの満足度を誇り、「アバテイ大学」はゲームデザイン分野でヨーロッパNo.1の評価を長年維持しています。
日本人が少ない環境だからこそ、学生組合(DUSA)のイベントや近隣のセント・アンドリュース大学の日本サークルなどへ積極的に顔を出し、英語力を飛躍的に伸ばす最高のチャンスが待っています。
ダンディーに関する豆知識
カウンシル・タックス(住民税)の免除申請
英国では住居ごとに住民税がかかりますが、フルタイムの学生のみの世帯なら「全額免除」になります。入居後に大学から証明書をもらって市議会にオンライン申請するのを忘れずに!これを怠ると、ある日突然高額な請求書が届いてパニックになることも。
「心臓破りの坂」に備えて
ダンディーは坂が多い街として有名です。特に大学周辺の急な坂は、現地学生から「Cardiac Hill(心臓破りの坂)」と呼ばれています。日々の通学が良い運動になりますが、体力を温存したいなら、前述の無料バスを賢く使い倒しましょう。
日本食材の宝庫「万富行(Matthew's Foods)」
「日本食が恋しくなったら……」という不安は不要です。市内にある大型アジア系スーパー「万富行」では、お米、醤油、味噌、さらには冷凍の納豆や餃子まで手に入ります。
留学準備に役立つリンク集
- UK eVisa Rollout Expands - DavidsonMorris
- Updates on the move to eVisas - GOV.UK
- Scottish PRS Rental Report - Citylets
- University of Dundee - Accommodation Fees
- Abertay University - Rent Costs
- Dundee City Council - Council Tax for Students
- Young Scot - Free Bus Travel Info
- Xplore Dundee - Bus Tickets and StudentSavers
- GOV.UK - National Minimum Wage 2025
- NHS Inform - Registering with a GP in Scotland
- Matthew's Foods Dundee (Asian Supermarket)
- Japan Centre - Online Japanese Groceries
- Dundee University Students' Association (DUSA)
まとめ
ダンディーは、経済的な負担を抑えつつ、英国らしい歴史と現代的な感性の両方を楽しめる、留学生にとって非常にバランスの良い街です。デジタル手続きへの準備や防寒対策さえしっかりしておけば、サニー・ダンディーの空の下で、きっと一生モノの経験ができるはず。あなたの新しい挑戦を、心から応援しています!
※本記事の情報は2025年12月7日時点のリサーチに基づいています。
(為替レート:1 GBP ≒ 195円として算出)