アバディーンでの留学生活:知っておきたい6つの特徴
英国スコットランドの北東部に位置するアバディーンは、美しい花崗岩の街並みから「シルバーシティ」と呼ばれています。ロンドンやエディンバラに比べて生活費が抑えられ、治安も良いため、落ち着いた環境で学業や研究に集中したい日本人留学生にとって、非常にコストパフォーマンスの高い穴場な留学先です。
1. 22歳以下はバス代無料!圧倒的な「生活のしやすさ」
アバディーン留学の最大の魅力の一つが、スコットランド独自の交通サービスです。22歳未満であれば、NECカード(National Entitlement Card)を申請することで、スコットランド全土のバスがなんと無料になります。また、家賃も英国の他都市に比べて安定しており、大学寮のAdam Smith Houseなどは週100ポンド台前半(約2万円〜)という、英国内でも破格の安さで生活を始めることができます。
2. 「大学寮」を賢く選んで、インフレから家計を守る
初めてのアバディーン生活なら、まずは大学寮を強くおすすめします。家賃に光熱費やWi-Fi、さらには家財保険まで含まれている「Bills included」が一般的だからです。民間賃貸の場合、特に冬場は暖房費(ガス・電気代)だけで月2万円を超えることも珍しくありません。支払額が毎月一定の大学寮なら、為替や物価変動に一喜一憂せず、学業に専念できる安心感があります。
3. 日本人に嬉しい「軟水」と「無料の処方箋」
英国留学で日本人が悩まされがちなのが、硬水による肌荒れや髪のパサつきです。しかし、アバディーンの水道水は日本と同じ「軟水」!日本茶や出汁も美味しく淹れられ、肌への負担も少ないのは嬉しいポイントです。さらに、スコットランドのNHS(国民保健サービス)では、医師から処方される薬代が無料(イングランドは有料)です。健康管理の面でも、日本人にとって非常に恵まれた環境と言えます。
4. 日本食が恋しくなっても安心「Matthews Foods」の存在
「地方都市だと日本食が手に入らないかも……」という不安は不要です。市内にある大型アジア系スーパー「Matthews Foods」では、お米、醤油、味噌、さらには冷凍の納豆や餃子、牛丼に使える薄切り肉まで常時手に入ります。また、アバディーン大学近くの「Rice Up」など、アジアのスナックや調味料が揃うショップもあり、自炊派の留学生にとって非常に心強い味方になっています。
5. 傘よりも「防水ジャケット」!北緯57度の気候対策
アバディーンは「スコットランドで最も日照時間が長い」と言われますが、海沿いのため風が非常に強く、体感温度は低めです。
- アドバイス: 風が強すぎて傘はすぐに壊れてしまうため、現地の人々はあまり使いません。フード付きの高品質な防水・防風ジャケット(THE NORTH FACEなど)を1着用意するのがアバディーン流の正解です。冬の暗い時期は午後3時過ぎに日が暮れますが、夏は夜10時過ぎまで明るく、開放的な雰囲気を楽しめますよ!
6. 石油の首都から「再生可能エネルギー」のハブへ
アバディーンはかつて「欧州の石油首都」として栄えましたが、現在は洋上風力や水素などの再生可能エネルギーの研究開発拠点へと劇的に進化しています。アバディーン大学やロバート・ゴードン大学(RGU)は産業界との結びつきが非常に強く、エネルギー関連やビジネスを学ぶ学生にとって、インターンシップや現地企業とのネットワーク構築のチャンスが豊富に転がっています。
アバディーンに関する豆知識
住まいの「RAAC」と「HMO」について
古いコンクリート物件(RAAC問題)や、3人以上でシェアする場合の許可証(HMOライセンス)など、スコットランドには特有の住宅ルールがあります。民間物件を個人で探す場合は、不動産エージェントにこれらの確認を忘れずに行いましょう。
歯科治療は日本で済ませておくのが鉄則
現在、アバディーンを含むスコットランド全域で、NHS(保険診療)の歯科予約が極めて取りにくい状況です。現地で治療が必要になると、高額なプライベート診療(1回数万円〜)を利用せざるを得ないことが多いため、渡英前に日本で虫歯や親知らずのチェックを完了させておくことを強く推奨します。
週末は断崖絶壁の「ダノター城」へ
アバディーンからバスや電車で20分のストーンヘイブンには、スコットランド屈指の絶景「ダノター城」があります。勉強の合間に、歴史と大自然のパワーを感じられる最高のリフレッシュスポットです。
留学準備に役立つリンク集
- Citylets Rental Report (アバディーンの最新家賃動向)
- University of Aberdeen - Accommodation Costs 2025/6
- RGU - Costs of Accommodation
- Aberdeen City Council - Council Tax for Students (住民税免除)
- First Bus Aberdeen - Student Tickets
- Young Scot (22歳未満バス無料カード申請)
- NHS Inform - Scotland GP Registration
- Matthews Foods (アジア食材スーパー)
- 16-25 Railcard (鉄道運賃割引)
- AUSA - Student Societies (サークル・コミュニティ)
まとめ
アバディーンは、経済的な負担を抑えつつ、英国らしい重厚な歴史と最先端の産業、そして美しい自然を同時に味わえる、非常にバランスの取れた留学先です。冬の暗さや歯科事情など、事前の知識さえあれば決して怖いことはありません。シルバーシティの輝く街並みの中で、あなたの新しい挑戦を始めてみませんか?応援しています!
※本記事の情報は2025年12月7日時点のリサーチに基づいています。
(為替レート:1 GBP = 195 円として算出)