イーストサセックス(ブライトン&ホヴ)での留学生活:知っておきたい6つの特徴
英国南東部に位置し、「海辺のロンドン」と称されるブライトン・アンド・ホヴ。開放的な雰囲気と豊かな自然、そして世界屈指の教育水準を誇るこの地域は、自分らしく学び、成長したい日本人留学生にとって最高の舞台です。
1. 世界トップクラスの学びと、実践的なスキル
イーストサセックスには、学術的な個性が異なる2つの主要大学があります。「サセックス大学」は開発学で世界1位を誇り、国際協力の道を志す方にはこれ以上ない環境です。一方、「ブライトン大学」はデザインやスポーツ科学、サステナビリティ教育に強く、より実践的な学びを重視する方に最適。自分のキャリアプランに合わせて、最高の「学びの拠点」を選べるのがこの地の魅力です。
2. 「ロンドン並み」のコストと、賢い節約術
正直にお伝えすると、この地域の家賃や物価はロンドンに次いで高い水準にあります。
- 自分事としてのアドバイス: 2025年現在、生活費は月額約25万〜35万円(£1,250〜£1,750)が現実的な予算です。ただし、学生だけの特権も。専用アプリで認証する「Student citySAVER」ならバス代が大幅割引になり、「16-25 Railcard」を使えばロンドンへの電車代も1/3オフになります。こうした割引を使い倒すことが、生活を豊かにするコツです。
3. 住まいの選択:安心の「大学寮」がおすすめ
住宅需要が非常に高いブライトンでの家探しは、留学生にとって最初の試練かもしれません。
- 注意が必要な点: 民間賃貸では「英国内の保証人」を求められ、いない場合は家賃の半年〜1年分を前払いするよう交渉されるケースが一般的です。
- おすすめの選択: 初年度は光熱費やWi-Fi代がすべて含まれた「大学寮」を選びましょう。昨今のエネルギー価格高騰の影響を直接受けずに済むため、冬場の暖房費を気にせず学習に集中できます。
4. アルバイトの「20時間ルール」と期間の定義
「現地で働きながら学びたい」という方は、ビザのルールを厳密に守る必要があります。
- 落とし穴に注意: 学生ビザでの就労は「週20時間まで」ですが、ここでの「1週間」は「月曜日から日曜日まで」の7日間を指します。また、修士課程の方は、講義が終わった後の夏休みも「論文執筆期間」として、フルタイムで働けない場合がほとんどです。自己判断せず、必ず大学のアドバイザーに確認してトラブルを防ぎましょう。
5. 美容と健康の天敵「超硬水」への対策
日本の軟水に慣れた私たちにとって、この地域の「超硬水(Very Hard Water)」は肌荒れや髪のパサつきの原因になります。
- 具体的な対策: 現地のAmazonなどで「Water Softener Shower Head(軟水化シャワーヘッド)」を2,000円〜4,000円程度で購入し、到着後すぐに交換することをおすすめします。また、保湿力の高い現地ブランドのボディクリームやコンディショナーを早めに揃えるのが、快適に過ごすための知恵です。
6. 開放的な文化と、安心のコミュニティ
ブライトンは「英国のゲイ・キャピタル」とも呼ばれ、多様性に対して非常に寛容な街です。人種や国籍を問わず受け入れてくれる空気があり、アジア人への差別も比較的少ないと言われています。
- を楽しめる環境: 大学の「Japanese Society(日本ソサエティ)」や、地域の「Brighton Japan Club」などに参加すれば、言語交換だけでなく、心強い友人作りができます。孤独を感じたときは、こうした温かいコミュニティがあなたの背中を支えてくれるはずです。
イーストサセックスに関する豆知識
カウンシル・タックス(住民税)の免除申請
英国では住居ごとに住民税がかかりますが、学生のみの世帯なら「全額免除」になります。ただし、自動的には免除されません。入居後すぐに大学から証明書をもらい、市議会(Council)のサイトからオンライン申請するのを忘れずに行いましょう。
自転車盗難への厳戒態勢
ブライトンは「自転車泥棒のホットスポット」としても有名です。
- 防犯のアドバイス: 安価なワイヤーロックは数秒で切断されます。必ず頑丈な「Dロック」を2つ以上使い、地球ロック(固定物に括り付ける)を徹底してください。また、夜間は絶対に路上に放置せず、室内や施錠されたガレージに保管するのが鉄則です。
セブン・シスターズの「崖」は想像以上に脆い
絶景で有名な「セブン・シスターズ」ですが、白亜の崖は非常に脆く、頻繁に崩落しています。写真を撮るために崖の縁に近づくのは大変危険です。安全のために、縁から少なくとも5メートルは離れて景色を楽しむようにしましょう。
留学準備に役立つリンク集
- University of Sussex - Rankings and figures
- University of Sussex - Information for Japanese Students
- University of Brighton - Sustainability performance
- University of Sussex - Tuition fees for 2025/26
- AmberStudent - Cost of Living in Brighton 2025 Guide
- Brighton & Hove City Council - Council Tax for students
- NHS - Find a GP services
- Japan Green Medical Centre (London)
- London Iryo Centre (London)
- Brighton & Hove Buses - Student fares and verification
- 16-25 Railcard Official Site
- Asiana Grocery & Dim Sum (Hove)
- Japan Centre - Online Japanese Groceries
- BikeRegister - National Cycle Database
まとめ
イーストサセックスでの留学生活は、都会の刺激と豊かな自然、そして多様な価値観に触れられる一生モノの経験になります。高い物価や硬水といった課題はありますが、事前の知識とデジタルの活用で十分に乗り越えられます。海風が心地よいブライトンの街で、あなたの新しい物語が始まるのを心から応援しています!
※本記事の情報は2025年12月6日時点のリサーチに基づいています。
(為替レート:1 GBP ≒ 200円として算出)