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カナダモントリオール

モントリオールでの留学生活:知っておきたい6つの特徴

モントリオールは、北米のダイナミズムと欧州の情緒が融合した「北米のパリ」とも称される美しい都市です。2か国語が飛び交う独自の文化は魅力的ですが、近年はカナダ全土での住宅不足や物価高騰の影響を強く受けています。渡航前に現地の「リアルな変化」を知っておくことが、充実した留学生活の鍵となります。

1. 激戦の住まい探しと「デポジット」の正体

現在のモントリオールは記録的な住宅不足にあり、空室率は1%を切るエリアも珍しくありません。

  • 家賃の目安: 1人暮らし用のスタジオで約$1,343(約15万円)〜。コストを抑えるには、ルームシェアをして月$800〜$1,000程度に収めるのが一般的です。
  • 契約の注意点: ケベック州法では、本来「最初の月の家賃」以外のデポジット(敷金)を要求することは違法です。しかし、信用情報のない留学生に対し数ヶ月分の前払いを求める大家が増えているのが実態です。法的な権利を知った上で、柔軟な交渉が求められます。

2. 2026年から一変!証明すべき「生活資金」の基準

ケベック州政府は、留学生が現地で困窮しないよう、ビザ申請時に必要な「財政能力証明」の基準を大幅に引き上げました。

  • 新基準の衝撃: 2026年以降の申請では、単身者の場合、学費とは別に年間$24,617(約270万円)の資金証明が必要です。
  • 予算管理: インフレの影響で、家賃・食費・通信費を合わせた最低限の生活費は月$1,600〜$2,200程度。旧来の「安価なモントリオール」というイメージは捨て、余裕を持った資金計画を立てましょう。

3. 日本人には適用されない「公的保険」の落とし穴

医療制度については特に注意が必要です。ケベック州には公的保険(RAMQ)がありますが、日本は協定国ではないため、日本人留学生は加入できません。

  • 大学指定保険が必須: 大学が提供する民間保険(年間約$1,000程度)への加入が義務付けられます。
  • 受診のコツ: 病院の救急外来(ER)は10時間以上待たされることも。体調に不安を感じたら、まずは看護師に24時間相談できる電話窓口「811」を活用し、受診の必要性を判断してもらうのが現地流です。

4. アルバイトの壁は「フランス語」と「就労時間」

現地での収入を期待しているなら、言語の壁を意識しておく必要があります。

  • フランス語の義務化: 接客業では顧客に対しフランス語でサービスを提供する法的義務があります。英語のみで働けるのはキッチンや倉庫作業などに限られるのが現実です。
  • ルール厳守: 留学生の就労時間は学期中「週24時間まで」への変更が議論されています。1分でも超えるとビザ取り消しのリスクがあるため、自己管理が不可欠です。

5. 交通インフラ:メトロと夏の風物詩「BIXI」

モントリオールの公共交通(STM)は非常に発達しており、車なしでも十分に生活できます。

  • 学生パス: 月額$62.75(約6,900円)で地下鉄とバスが乗り放題になります。26歳以上でもフルタイム学生なら適用されるのが嬉しいポイント。
  • 夏の楽しみ: 4月〜11月はシェアサイクルの「BIXI」が街を埋め尽くします。自転車専用レーンも整備されており、夏の風を切る通勤・通学は最高に爽快です。

6. 生命に関わる!マイナス30度の「冬の生存戦略」

1月〜2月のモントリオールは、体感気温がマイナス30度に達することもあります。これは日本の防寒対策では太刀打ちできません。

  • 装備の重要性: スニーカーでの越冬は不可能です。マイナス30度対応のウィンターブーツと、膝まで隠れる厚手のダウンジャケットが「生存」のための必須装備となります。
  • 賢い調達: 高価なアウターは、Winnersなどのディスカウント店や、街に多い古着屋で高品質なものを安く手に入れるのも学生の知恵です。

モントリオールに関する豆知識

家具がタダで手に入る?「ムービング・デー」

ケベック州では7月1日が引越しの集中日(Moving Day)となっており、街中に不要になった家具が溢れます。掘り出し物が見つかることもありますが、布製品(ソファやベッド)はトコジラミ(Bedbugs)のリスクがあるため、拾わないのが鉄則です。

スーパーの「プライスマッチ」で節約

激安スーパーの「Maxi」は、他店のチラシの方が安ければその価格に合わせてくれる「プライスマッチ」を実施しています。アプリを活用して複数のチラシを比較すれば、食費を大幅に浮かせることができます。

フランス語が不安?でも大丈夫!

モントリオールは多様性に非常に寛容な街です。たとえフランス語が完璧でなくても、"Bonjour-Hi!"(ボンジュール・ハイ!)と挨拶から入り、学ぼうとする姿勢を見せれば、現地の人々はとても温かく迎えてくれます。

留学準備に役立つリンク集

まとめ

モントリオールでの留学は、2つの言語と多様な文化が交差する、刺激に満ちた体験になるはずです。住宅事情やビザ要件など、以前よりも「準備のハードル」は上がっていますが、現地のリアルな情報をしっかり掴んで備えれば、リスクはチャンスに変えられます。マイナス30度の銀世界も、夏のお祭りの喧騒も、すべてがあなたの人生を豊かにする糧となります。モントリオールでの新しい挑戦、全力で応援しています!

※本記事の情報は2026年1月12日時点のリサーチに基づいています。

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