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カナダビクトリア

ビクトリアでの留学生活:知っておきたい6つの特徴

「ガーデンシティ」の愛称を持つカナダ・ビクトリアは、穏やかな気候と美しい街並みで日本人に大人気の留学先です。しかし、2025年から2026年にかけては、住宅不足や物価高といった現実的な課題にも直面しています。憧れのリゾートライフを楽しむために、今押さえておくべき「現地のリアル」を編集長が解説します。

1. 激戦の「住まい」探し:中心部を避けるのがコツ

ビクトリアの住宅市場は現在、かなりの「貸し手市場」です。空室率が低く、特にUVic(ビクトリア大学)周辺やダウンタウンは非常に競争が激しくなっています。

  • 家賃の目安: 1人暮らし(ワンルーム)なら月$1,300〜$1,550(約14万〜17万円)が相場。
  • 賢い選択: 多くの留学生は「シェアハウス(月$900〜$1,300程度)」を選びます。
  • エリアの工夫: 最近開発が進んでいる西側のラングフォード(Langford)エリアは新築物件が多く狙い目ですが、通学に時間がかかるため「時間と家賃のバランス」を考える必要があります。

注意点: 詐欺物件(内見前に送金を要求するもの)が横行しています。現地到着前に契約する場合は、必ず大学の公式ハウジングサイトなどを通じて探しましょう。

2. 「アイランド・タックス」を考慮した予算計画

島という地形ゆえに、輸送コストが上乗せされる「アイランド・プライス(島価格)」は避けて通れません。本土(バンクーバー)よりも食料品などが割高になる傾向があります。

費目シェアハウス(節約型)1人暮らし(標準型)
家賃$950$2,100
食費(自炊中心)$450$600
外食・交際費$150$300
合計(目安)約$1,810 (約20万円)約$3,470 (約38万円)

※1CAD=110円換算。学費は含まず。

【節約のヒント】
高級スーパーのThrifty Foodsは品質が良いですが、日常使いはWalmartやReal Canadian Superstoreなどの大型ディスカウント店を賢く利用しましょう。

3. 公共交通「BC Transit」と学生の特典

ビクトリアには電車がないため、バスが唯一の公共交通機関です。2025年4月に運賃改定(値上げ)が行われ、片道$3.00となりました。

  • U-Passの恩恵: 大学やカレッジの学生なら、学費にバス定期代が含まれる「U-Pass」が利用でき、追加料金なしで乗り放題になります。
  • 自転車都市: ビクトリアは自転車専用レーンが非常に整備されています。バスの遅延を気にせず、潮風を感じながら通学するのもおすすめ。ただし、自転車盗難は多いため、頑丈な「U字ロック」が必須です。

4. 2026年のアルバイト事情:時給と就労制限

物価高の中、アルバイトは心強い味方です。BC州の最低賃金は2025年6月より時給$17.85(約1,960円)へ引き上げられます。

  • 就労ルール: 学生ビザ(Study Permit)での就労は学期中「週20時間まで」という制限が厳格に適用されています。
  • 仕事探し: カフェやレストランの仕事は応募が殺到しており「買い手市場」です。レジュメ(履歴書)を配り歩くなど、積極的な姿勢が求められます。

5. 要注意エリア「パンドラ・アベニュー」

世界有数の治安の良さを誇るビクトリアですが、ダウンタウンの一部に注意が必要な場所があります。

  • 避けるべき場所: 900〜1000番地のパンドラ・アベニュー(Pandora Avenue)周辺。ホームレス支援施設があるため、路上生活者や薬物依存者が多く、トラブルのリスクがあります。
  • 対策: 1本隣の通り(Johnson StやFort St)を通るだけで雰囲気は一変します。「近寄らない、夜は出歩かない」という日本の常識を忘れずに。

6. 医療アクセスの「3ヶ月の壁」

ビクトリア(およびカナダ全土)は深刻な家庭医不足です。留学生は州の公的医療保険(MSP)への加入が義務付けられていますが、いくつか注意が必要です。

  • 待機期間: MSPが有効になるまで入国後約3ヶ月かかります。この期間は無保険状態になるため、必ず日本から海外旅行保険に加入して渡航してください。
  • MSP料金: 留学生は月額$75の支払いが義務付けられています。
  • 受診の現実: ウォークインクリニックの待ち時間は100分を超えることが常態化しています。Telus Healthなどの遠隔診療アプリをセットアップしておくと、いざという時に役立ちます。

ビクトリアに関する豆知識

日本食材の救世主「フジヤ(Fujiya)」

海外生活で恋しくなる日本食。ビクトリアには「Fujiya」という老舗の日本食材店があります。味噌や納豆が手に入るのはもちろん、安くてボリューム満点のお寿司のテイクアウトは留学生の定番ランチです。

「ブランチの首都」を満喫

ビクトリアは、人口あたりのレストラン数がカナダで最も多いと言われるグルメな街です。特に週末のブランチ文化は盛んで、Jam Cafeなどの人気店には朝から行列ができます。

冬の雨季をどう楽しむか

ビクトリアはカナダで最も温暖ですが、11月から4月は「雨季」です。氷点下になることは稀ですが、どんよりとした雨の日が続きます。防水仕様のジャケットとブーツを一足用意しておくと、生活の質がグッと上がりますよ!


留学準備に役立つリンク集


まとめ

ビクトリアでの留学は、美しい自然に囲まれ、高い教育水準に触れることができる素晴らしい機会です。家賃や物価の高さ、医療アクセスの難しさなど、事前に知っておくべき「壁」はありますが、それらを理解した上での準備があれば、リスクを最小限に抑えられます。潮風と緑に包まれたこの街で、あなたの新しい人生の1ページを刻んでみませんか?心から応援しています!

※本記事の情報は2026年1月12日時点のリサーチに基づいています。

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