MENU

ハリファックス– category –

カナダハリファックス

ハリファックスでの留学生活:知っておきたい6つの特徴

カナダ大西洋岸の宝石と呼ばれるハリファックス。美しい海に囲まれた学園都市でありながら、近年の急速な発展により生活環境は大きく変化しています。理想と現実のギャップを埋め、賢く快適に過ごすための「自分事」として役立つ情報を厳選しました。


1. 住居選びは「半島部」か「対岸」かが分かれ道

ハリファックスの賃貸市場は非常にタイトで、空室率は1〜2%と歴史的な低水準です。

  • サウスエンド(半島部): ダルハウジー大学やセント・メアリーズ大学があり、徒歩通学が可能です。利便性は最高ですが、家賃は地域で最も高額です。
  • ダートマス(対岸): フェリーで通学するスタイルが人気です。ハリファックス側より家賃が抑えられますが、エリアによっては治安の評判に差があるため、事前のリサーチが不可欠です。
  • アドバイス: ノバスコシア州特有の「家賃上昇キャップ(5%制限)」は継続中の契約にのみ適用されます。新規契約には適用されないため、安易な引っ越しは家賃を跳ね上げるリスクがある点に注意しましょう。

2. 賢い自炊術と「火曜日」の合言葉

インフレの影響で食費は上昇傾向にあります。牛乳4Lが約900円、卵12個が約600円と、日本より割高に感じる場面も多いでしょう。

費目費用目安 (月額/CAD)日本円換算 (約¥110)
家賃 (シェア)$900 - $1,200¥99,000 - ¥132,000
食費 (自炊)$400 - $600¥44,000 - ¥66,000
通信・交際費$210 - $440¥23,100 - ¥48,400
合計$1,510 - $2,240¥166,100 - ¥246,400
  • 生活の知恵: 大手スーパー(Atlantic Superstore等)では、毎週火曜日に学生証提示で10%割引になるキャンペーンがあります。日本食材はChebucto Rdにある「Heiwa(平和)」が品揃えも良く、留学生の強い味方です。

3. 「U-Pass」で広がるモビリティと自転車の掟

大学のフルタイム学生には、学費に含まれる形で「U-Pass」が付与されます。

  • 公共交通: 9月から4月の間、市内のバスとフェリーが追加料金なしで乗り放題になります。フェリーからの景色は最高のリフレッシュになります。
  • 自転車の注意: ハリファックスは坂道が多く体力を使いますが、最も注意すべきはヘルメット着用義務です。年齢に関わらず着用が必須で、違反すると約150ドルの重い罰金が科せられるため、警察の取り締まりを甘く見てはいけません。

4. 週24時間までの就労とSINの取得

2024年11月から、留学生の学外就労時間の制限が「週20時間」から「週24時間」へと緩和されました。

  • 手続き: アルバイトを始めるには、まず社会保険番号(SIN)が必要です。ダウンタウンのArgyle StreetにあるService Canadaで取得できますが、待ち時間を避けるなら「eServiceCanada」での事前予約がスムーズです。
  • 仕事探し: 最低賃金は2025年4月に16.50ドルまで引き上げられる予定です。レストランやカフェの求人は多いですが、競争も激しいため、直接履歴書を持ち込む積極性も必要です。

5. 医療制度の「13ヶ月目の壁」

ノバスコシア州の公的医療保険(MSI)は、留学生の場合「到着から13ヶ月目」にならないと加入できません。

  • 最初の1年間: 大学が指定する民間保険(DSU International Health Planなど)に頼ることになります。
  • オンライン診療の活用: 州全体で医師不足が深刻で、病院の待ち時間は10時間を超えることもあります。保険に含まれていることが多いオンライン診療アプリ「Maple」なら、チャットで医師の診察や処方箋の発行が受けられるため、軽症時はこちらを優先しましょう。

6. 多様性を尊重するコミュニティと学び

ハリファックスは非常に多様性に富んだ街で、差別的なトラブルは比較的少ない環境です。

  • セーファースペース: 「Glitter Bean Cafe」のようにLGBTQ+フレンドリーを掲げ、誰もが安心して過ごせる場所を提供するカフェが身近にあります。
  • 学習環境: 春庭にある「ハリファックス中央図書館」は、カフェ併設の美しい建築で、Wi-Fi環境も整った最高の勉強スポットです。大学図書館も試験期間中は深夜まで利用でき、学生に寄り添った環境が整っています。

ハリファックスに関する豆知識

ハリケーンと停電への備え

秋(9〜10月)にはハリケーンが接近することがあります。時折、大規模な停電が発生するため、モバイルバッテリーの充電や数日分の食料、懐中電灯を常備しておくのがハリファックス生活の「たしなみ」です。

足元の「ブランドストーン」

ハリファックスの冬は雪だけでなく、雨が凍るフリージングレインも発生します。街中の学生の多くが履いているのが「Blundstone(ブランドストーン)」のブーツ。防水性が高く、ハリファックスの泥だらけの雪道に耐えうる「現地の制服」のような存在です。

公園と自然

ダウンタウンの南端にある「ポイント・プレザント・パーク」は、海沿いの広大な公園です。U-Passを使えば交通費無料でアクセスでき、週末のジョギングやリフレッシュに最適です。


留学準備に役立つリンク集


まとめ

ハリファックスは、海辺の美しい景観と活気ある学生文化が魅力ですが、住宅事情や物価高といった現実的な課題もあります。しかし、U-Passの活用や学生特典、そしてオンライン診療などの仕組みを事前に知っておけば、不安をワクワクに変えていくことができます。大西洋の風を感じながら学ぶ日々は、あなたの人生にとってかけがえのない宝物になるはずです。応援しています!

(リサーチ日:2025年11月30日)

1