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カナダケベックシティー

ケベックシティでの留学生活:知っておきたい6つの特徴

カナダの中にありながら、まるで中世ヨーロッパのような石造りの街並みが広がるケベックシティ。ユネスコ世界遺産にも登録されたこの美しい街は、治安の良さと落ち着いた学習環境を求める日本人に最高の舞台です。フランス語圏ならではのユニークなルールや、2025年最新の住宅・ビザ事情を、編集長の視点で分かりやすく紐解いていきましょう。

1. 「北米一安全」な街で送る、ヨーロッパ風の日常

ケベックシティの最大の自慢は、その圧倒的な治安の良さです。犯罪深刻度指数はカナダ全土でもトップクラスに低く、初めての海外生活でも安心して歩ける環境が整っています。フランス語が公用語のため、街中の看板や会話はフランス語がメイン。英語圏とは一味違う、異国情緒あふれる文化にどっぷりと浸かることができます。

2. ケベック限定!「二段階承認」のビザプロセス

ケベック州への留学には、カナダ連邦政府の許可に加えて、州独自の「ケベック受入許可証(CAQ)」が必要です。

  • 手続きのポイント: CAQが「州の認証レター(PAL)」を兼ねているため、他州で必要なPALを別途取得する手間が省けるという隠れたメリットがあります。
  • アドバイス: 2025年より留学生の受入数に上限が設定されているため、合格通知を受け取ったら、オンラインポータル「Arrima」から即座に申請を開始しましょう。

3. 住居確保は「最優先事項」。大学寮は最強の味方!

現在、ケベックシティの住宅市場は歴史的な空室不足(1%未満)にあります。

  • 大学寮(Résidences): ラヴァル大学の寮は、光熱費・ネット込みで月額410ドル(約4.5万円)と破格です。民間アパートだと倍以上のコストがかかるため、合格後すぐに申し込むのが鉄則です。
  • 知っておきたい権利: ケベック州法では、大家が「敷金(セキュリティ・デポジット)」を請求することは違法です。不当な請求から身を守るため、このルールは必ず覚えておきましょう。

4. 学費に含まれる「魔法のパス」でバス乗り放題

ケベックシティには地下鉄がありませんが、路線バス(RTC)が非常に発達しています。

  • LPU(学生パス): ラヴァル大学のフルタイム学生には、公共交通機関が乗り放題になるパスが自動的に提供され、費用は学費に含まれています。
  • 賢い移動: 基幹路線の「メトロバス(800番台)」を使えば、大学から旧市街やショッピングモールへ数分間隔で移動でき、車がなくても不自由しません。

5. 生命に関わる!?マイナス30度の「冬の生存戦略」

ケベックシティの冬は美しくも過酷です。1月〜2月は体感温度がマイナス30度〜40度に達することもあります。

  • 3レイヤーシステム: 汗を逃がす肌着、熱を溜めるセーター、風を遮る丈の長いダウンコートの3層重ねが基本です。
  • 足元の投資: スニーカーでの越冬は不可能です。底に深い溝がある、防寒・防水仕様のスノーブーツを現地で調達しましょう。

6. 「4.33満点」のGPAと充実の学習環境

学業面でもケベックシティは独特です。例えばラヴァル大学の成績評価は、一般的な4.0ではなく「4.33」が満点です。

  • GPAの扱い: 日本の大学への単位互換や就職活動時にどう換算されるか、事前に確認しておくと安心です。
  • 自習スペース: 大学の図書館は試験期間に営業時間が延長され、学生証があれば24時間アクセスできる建物もあります。夜遅くまで研究に没頭できる環境が整っています。

ケベックシティに関する豆知識

節約の神様「Maxi」と「Super C」

食費を抑えるなら、ディスカウントスーパーを使い分けましょう。「Maxi(マキシ)」は他店のチラシの方が安ければその価格に合わせてくれる保証があります。「Super C(スーパーセー)」は肉や野菜の特売が強力です。

意外な「非課税」ルール

ケベック州の消費税は約15%と高いですが、加工されていない「基礎食料品(肉、魚、野菜、牛乳、卵など)」は非課税です。自炊を基本にすれば、税金の負担を賢く抑えられます。

日本食材の調達術

街に大規模な日系スーパーはありませんが、「Épicerie Lao-Indochine」などのアジア系商店で味噌や醤油、日本のお米(短粒米)が手に入ります。どうしても必要なものはオンライン通販や、週末にモントリオールまで遠征して買い出しに行く学生も多いですよ。

困った時の「811」

「病院に行くべきか迷う」という時は、24時間対応の看護師相談ライン「811」に電話しましょう。緊急性の判断や適切なクリニックの案内を、英語やフランス語で受けることができます。


留学準備に役立つリンク集


まとめ

ケベックシティでの留学は、単なる語学取得を超えて、新しい価値観や文化、そして極寒の冬を乗り越える強さを与えてくれます。住宅難や言語の壁など、事前の準備が必要なことも多いですが、一歩踏み出せば、世界遺産の街があなたを温かく迎えてくれるはずです。歴史の息吹を感じるこの街で、あなたの新しい物語を始めてみませんか?

※本記事の情報は2026年1月12日時点のリサーチに基づいています。