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カナダフレデリクトン

フレデリクトンでの留学生活:知っておきたい6つの特徴

カナダ東部、セントジョン川のほとりに佇む「学園都市」フレデリクトン。州都としての品格と、UNB(ニューブランズウィック大学)やSTU(セント・トーマス大学)が集まる活気が融合した、非常に落ち着いた環境です。大都市のような喧騒はありませんが、その分、英語学習と地域コミュニティとの交流に集中できるのが最大の魅力。2026年の最新情勢を踏まえ、フレデリクトン留学を成功させるためのリアルな実態を解説します。

1. 住宅確保は「大学寮」が最優先。空室率1.0%の超激戦

現在、フレデリクトンの住宅市場は歴史的な供給不足に陥っています。民間アパートの空室率はわずか1.0%。現地での土地勘がない留学生がアパートを探すのは極めて困難です。
最初の1年は、光熱費やWi-Fiが含まれ、食費(ミールプラン)も計算に入れられる「大学寮」を確保することを強くおすすめします。民間アパートの場合、冬の電気代(暖房費)だけで月額 $150 \sim \$250$ に達することもあり、予算管理が非常に難しくなるためです。

2. 留学生も州の公的医療保険(Medicare)の対象!

ニューブランズウィック州の大きなメリットは、フルタイムの留学生であれば州の公的医療保険「Medicare」に加入できる点です。カナダの他州では留学生が対象外のことも多いため、これは非常に大きな安心材料。
ただし、申請から適用まで最大3ヶ月の待機期間があるため、その間は大学指定の民間保険(Guard.me)でカバーする必要があります。また、州全体で医師不足が深刻なため、オンライン診療サービス「eVisitNB」や「Mobile Doctor」を使いこなすのが賢いサバイバル術です。

3. マイナス30度の極寒と「春の増水」という自然の試練

フレデリクトンの冬は厳しく、寒波が来れば $-30^{\circ}\text{C}$ 近くまで冷え込むこともあります。高品質な防寒着は必須ですが、すべてを日本から持ち込む必要はありません。現地の大型リサイクルショップ「Value Village」などを活用すれば、寒冷地仕様のコートやブーツが安価に手に入ります。
また、4月から5月にかけては「Spring Freshet(春の増水)」に注意。雪解け水で川の水位が上がり、低地が浸水することもあります。アパートを借りる際は、地下室(ベースメント)のリスクを確認しておきましょう。

4. 節約の合言葉は「火曜日」。学生割引をフル活用

インフレで物価が上昇傾向にある中、学生たちの強い味方が「火曜日」の割引デーです。大手スーパーのSobeysやAtlantic Superstoreでは、毎週火曜日に学生証を提示することで10%の割引やポイント還元を受けられます。
また、日本食材が恋しくなった時はダウンタウンの「Victory Meat Market」や、最近増えているアジア系食料品店をチェック。大都市ほど品揃えは多くありませんが、基本的な調味料や米は安定して手に入るようになっています。

5. アルバイトの時給は15.65ドル。労働市場の変化に注目

2025年4月から、州の最低賃金は時給 $\$15.65$ へと引き上げられています。以前は学生アルバイトの枠が埋まりがちでしたが、近年、カナダ政府による留学生数の制限が始まった影響で、一部では求人の競争率が緩和される兆しもあります。
学内(On-campus)の仕事や、コンピュータサイエンス学部の学生であれば企業で働く「Co-opプログラム」に挑戦するのも手。学業成績(GPA)をしっかり維持しておくことが、就労への近道となります。

6. 移動は「HotSpot」アプリと徒歩。日曜日の運休に注意

コンパクトな街なので、大学周辺やダウンタウンであれば徒歩移動が中心になります。市内の足となるのはバスですが、土曜日の本数が少なく、日曜日・祝日は運休になる路線が多いのが地方都市の注意点。
バスの現在地を確認できる「HotSpot」アプリや「MyRide」ウェブアプリは必須アイテムです。日曜日に買い出しや移動が必要な場合は、友人と車をシェアするか、ゾーン制料金のタクシーを利用する計画的な行動が求められます。

フレデリクトンに関する豆知識

「ビールの街」としての意外な一面

  • フレデリクトンは人口あたりのクラフトビール醸造所が非常に多いことでも知られています。ダウンタウンにはお洒落なパブが多く、地元の人々と交流する絶好の場となっています。

防寒具は「Guy's Frenchys」で宝探し

  • アトランティック・カナダ特有の古着チェーン「Guy's Frenchys」は、地元学生の間で有名です。ブランド物の防寒具が驚くような安値で見つかることもあり、賢く生活するための「裏技」として定着しています。

日本人コミュニティとの繋がり

  • 小規模ながら「フレデリクトン日本人会」が存在し、Facebookなどを通じて情報交換が行われています。日本人が多すぎない環境でありながら、いざという時に頼れるコミュニティがあるのは心強いポイントです。

留学準備に役立つリンク集

まとめ

フレデリクトンでの留学生活は、厳しい寒さや住宅不足といった「地方都市ならではの壁」を乗り越える工夫が求められます。しかし、それを補って余りある温かいコミュニティと、留学生も公的保険に入れるような手厚いサポート体制が整っています。まずは大学寮の確保を最優先に進め、この美しい川沿いの街での挑戦をスタートさせてください。応援しています!


※リサーチ情報:2026年1月時点のデータに基づきます(1 CAD = 110 円換算)。