サンジュワンでの留学生活:知っておきたい6つの特徴
地中海の宝石、マルタ共和国。その中でもサンジュワン(San Ġwann)は、留学生にとって「最も賢い選択」と言える場所かもしれません。華やかなリゾート地セントジュリアンと、最高学府マルタ大学があるイムシーダに挟まれたこの街は、静かな生活と便利な都会アクセスの両方を手に入れられる、まさに「留学生活の拠点」にぴったりのエリアです。
1. 暮らすならここ!「静かな住宅街」と「都会」のいいとこ取り
サンジュワンの最大の魅力は、その戦略的な立地にあります。
マルタの「遊び」の中心地セントジュリアンやスリーマまでバスで数分、マルタ大学(University of Malta)へも至近距離。それでいて、街自体は穏やかな住宅街なので、「家では静かに勉強に集中したいけれど、放課後は都会を楽しみたい」という欲張りな願いを叶えてくれます。
2. 失敗しない住まい探し:Campus Hub かシェアアパートか
滞在先は、大きく分けて2つの選択肢があります。
- Campus Hub(大学寮): 大学に隣接した最新の施設です。光熱費や高速Wi-Fi、セキュリティがすべて込みで月額換算 約$863 \text{ EUR}$(約 14.7 万円)〜。手続きがシンプルで、初めての海外生活には最も安全な選択です。
- シェアアパート: 現地の生活を味わいたいなら、一軒のアパートを数人でシェアする形式が一般的。個室の相場は月額 $400 \text{ EUR}$ 〜 $700 \text{ EUR}$(約 6.8 〜 11.9 万円)程度。
注意点: 民間契約の場合、家主が「住宅庁(Housing Authority)」に契約を登録しているか必ず確認してください。この登録がないと、のちの滞在許可申請ができなくなってしまいます。
3. 魔法のカードでバス代が「タダ」になる?
マルタには鉄道がありませんが、その分バス網が発達しています。留学生にとって最大のベネフィットは、「Student Tallinja Card」です。
発行手数料として $25 \text{ EUR}$(約 4,250 円)ほどかかりますが、このカードを一度作ってしまえば、マルタ島内の公共バス(昼・夜間)がなんと無料で乗り放題になります。これだけで月々の生活費を大幅に節約でき、週末の島内観光もぐっと身近になりますよ。
4. リアルな生活費:月15万円〜が安心の目安
マルタ大学の公式試算によると、家賃を除いた1ヶ月の生活費は $810$ 〜 $930 \text{ EUR}$(約 13.8 〜 15.8 万円)が現実的なラインです。
| 項目 | 費用目安(月額) | 日本円換算 |
|---|---|---|
| 食費・飲料 | $450 \text{ EUR}$ | 約 7.6 万円 |
| 通信費(スマホ/Wi-Fi) | $30 \text{ EUR}$ | 約 5,100 円 |
| 光熱費 | $50 \text{ EUR}$ | 約 8,500 円 |
| 雑費(洗剤、文具等) | $200$ 〜 $300 \text{ EUR}$ | 約 3.4 〜 5.1 万円 |
アドバイス: 現地のスーパー「Lidl(リドル)」を賢く使えば、食費をもっと抑えることも可能です。日本の調味料などはアジアスーパーで手に入りますが、価格は2〜3倍するので、お気に入りのものは日本から持参することをおすすめします。
5. 治安の良さは近隣の3倍!女性一人でも安心の環境
サンジュワンの治安は非常に良好です。最新の統計(2023年)によると、近隣のセントジュリアンと比べて犯罪発生率は約$1/3$。
夜間の単独行動も比較的安全とされていますが、一歩外の観光地(スリーマやバレッタ)へ行く際は、スリに注意が必要です。特に混雑したバス車内では、カバンを前に抱えるなど、最低限の自衛を心がけましょう。
6. 銀行口座の「デッドロック」はデジタルバンクで解消!
マルタに到着して多くの学生が直面するのが、「銀行口座が開けない!」という問題です。現地の銀行は手続きが非常に遅く、数ヶ月かかることもあります。
そこで心強い味方が Revolut(レボリュート)や Wise(ワイズ) といったデジタルバンクです。スマホアプリで即日口座が作れ、家賃の振込やスーパーでの決済もスムーズ。到着直後の資金管理はこれらで固め、落ち着いてから現地の学生口座を検討するのが賢いステップです。
サンジュワンに関する豆知識
マルタのソウルフード「パスティッツィ」
サンジュワンの街角にも必ずある「Pastizzeria(パスティッツェリア)」。
リコッタチーズや豆ペーストを包んだサクサクのパイ「パスティッツィ(Pastizzi)」は、1個 $1 \text{ EUR}$ 以下で買える留学生の強い味方。小腹が空いた時にぜひ試してみてください。
冬の室内は「外より寒い」!?
地中海のイメージから「年中暖かい」と思われがちですが、マルタの冬は湿気が多く、石造りの建物は冷え込みます。セントラルヒーティングがない家が多いため、ユニクロのヒートテックやフリースは必須アイテム。日本から必ず持っていきましょう。
多様性に優しい国
マルタはLGBTQ+の権利において世界トップクラスの先進国です。性自認や性的指向に関わらず、誰もが安心して学べる土壌があります。困った時は大学の相談窓口やMGRM(権利団体)などのサポートも充実しています。
留学準備に役立つリンク集
- Identità (旧Identity Malta) - 在留許可・ビザ公式
- University of Malta - マルタ大学国際課
- Campus Hub - 大学公式学生寮
- Malta Public Transport - バス・Tallinjaカード詳細
- Housing Authority - 賃貸契約の登録確認
- ARMS Ltd. - 水道・電気料金計算
- Commissioner for Revenue - 税番号(TIN)申請
- Malta Libraries - サンジュワン分館情報
- Jobsplus - 雇用許可証(アルバイト)について
- Lidl Malta - 近所の格安スーパー
- Greens Supermarket - 輸入食材が豊富なスーパー
- Meetup Malta - 国際交流イベント探し
- 在マルタ日本国大使館
※本記事の情報は2025年5月15日時点のリサーチに基づいています。
まとめ
サンジュワンは、マルタの活気を感じながらも、落ち着いた自分の居場所をしっかり確保できる最高の街です。手続きやインフレなど、最初は不安なこともあるかもしれませんが、デジタルツールや学生特典を賢く使えば、充実した毎日が待っています。地中海の大空の下、あなたの新しい挑戦を全力で応援しています!